本日はカンボジアから特別ゲストが来院され、当院の健診を受けられました。
当院はカンボジアに姉妹病院であるアンコール共生病院があります。
これまでのカンボジアブロクはこちらから参照ください。
本日、台湾を代表する電子機械製造企業である聲寶股份有限公司(SAMPO)が、当院を視察されました。
SAMPO社では、高齢者が施設においても自分らしい生活を送れるよう、「健康」を最優先に、様々な取り組みを推進されていると伺い、深く感銘を受けました。
当院では、AI問診システムの導入により、患者様の問診時間を大幅に短縮し、よりきめ細やかな医療を提供できるようになりました。また、見守りシステムやバイタル入力支援システムの活用により、患者様の状態を24時間365日モニタリングし、離床の早期対応、バイタル変動の早期発見に繋げています。またPHRによる健康を意識したシステムの導入など取り組みについて、SAMPO社からは高い関心をいただき、活発な意見交換を行うことができました。
今回を機に、両社はアジアにおける高齢化社会における健康維持・増進という共通の目標に向けて、これから更なる連携を深めていければというお話になりました。
2024年12月5日、ベトナムの名門病院Ngọc MinhのNGOC会長とMINH病院長が来院され、当院を熱心に視察されました。
特に、近年力を入れている医療DXの取り組みについて深い関心を示され、活発な意見交換が行われました。
両氏は、当院が導入しているAIを活用した問診システムに強い興味を示し、熱心にご覧になっていました。特に、病棟で活用している見守りシステムaamsでの活用に興味を示され、具体的な質問が数多く寄せられました。
今回の視察を機に、両病院が連携を取りながら世界の医療の発展に貢献できるよう進めていけたらと思っております。
当院の職員にインタビューしました🎤
●2024年4月 入職
●特定技能実習生 看護助手
●出身:ミャンマー
●行ってみたいところ:京都
おむつ交換、病室の整備、OPE出しの準備です。散髪やシャンプーにはいると自分もサッパリした気持ちになります。
元々、海外で働くことに興味がありました。レストランで働くのも良いな…。とも、思ってもいましたが医療や介護なら人と関わり勉強になると思い看護助手をえらびました。
ミャンマーでは英語を学び、さきたま国際学院では日本語を学びました。先生は教え方も上手で優しかったですし、楽しかったです。学校に通いながら、こうのす共生病院でアルバイトをしていました。
患者様が一緒に母国語に興味をもって勉強してくれました。「こんにちは」や「さようなら」など母国語で挨拶してくれたり、故郷を離れて毎日頑張ってえらいね!と励ましてくれたことは嬉しかったです。
自分の健康に気をつけて、一人だと寂しい時もあるだろうけど、細かいことでも楽しむ気持ちを大切にしてほしい。
先輩が家族みたいに教えてくれて感謝です。ありがたい気持ちは言葉で表せないです。
ありがとう、いっぱい✨
こうのす共生病院では職員の働きがい、働きやすさ日本一を目指しています❤️🔥これからも当院のロールモデルを紹介いたします🎤
こんにちは。
当院はAIやICTを積極的に導入するスマートホスピタルを目指しており、様々な取り組みを行っておりますが、
台湾の病院の医療DXがかなり進んでいるということで、先日視察するために台湾へ行ってきました。
まず私達が訪れた病院は、これからオープンする高雄秀傳記念病院でした。
高雄秀傳記念病院を運営する秀傳医療は台湾に本部を置く病院グループであり、台湾全域に8病院、3600床を有している大きなグループになります。
11月にオープン(開院)するということもあり、院内はとてもきれいでした。
受付周辺には、日本の病院にある再来受付機、呼び出しモニタなどは当たり前のようにありました。
検査装置は日本のメーカーが沢山設置されていました。
日本の病院は、検査を受ける際各検査の受付に案内カードを提出し番号で呼び出される運用ですが、
台湾では各検査室の前にこのようなモニタが設置されており、患者様がマイナンバーカードのようなカードを装置に読み込ませると検査のチェックインができる仕組みが一般的だそうです。なかなか日本では見られないシステムでした。
薬局では、処方された薬剤がどこに保管されているか、また引き出しの中のどこにあるのか赤いランプで教えてくれるシステムもありました。このシステムにより、探す時間や間違って違う薬剤を渡ししてしまうリスクも防げるということで、医療安全面でもかなり進んでいました。
台南から対中へ移動し、秀傳南平病院へ見学いたしました。
病棟には、日本では見ないくらいの大きなナースカートがあり、電子カルテ、配薬BOX、ラベル印刷、バーコードリーダーなど一式がナースカートに乗っておりました。
看護師が作業するナースステーションのスペースは限られており、セル看護が実施されておりました。見学した際にはナースコールが一切鳴らず、看護師が近くにいて看護するという習慣があるようです。
病院の前には大きな公園があり、地域と一体感があり、地域の方々の健康と安心を与える存在である病院と感じました。
訪問すると、まずデジタルサイネージに私達を迎え入れる表示がされていました。先の秀傳南平病院でも同じように表示されており、台湾ではこのようにおもてなしの習慣があるようです。
新光病院での受付には、患者様を案内するボランティアスタッフがたくさんいるようです。このボランディアスタッフは新光病院の患者で、病院への恩返しでボランティアをしているとのこと。
健診では患者様一人ひとりにタブレットを渡し、測定したデータが即座にタブレットに表示されるシステムがありました。そのため、フロアには用紙が一切なく、このシステムにより当日検査説明まで出来る1日完結型の健診がなされていました。すぐに結果がわかり、患者の健康をしっかりと支援しているとのことです。
今回台湾にて3個所の病院を視察してきました。
日本にはまだ展開されていないシステムが多数あり、そのシステムを日本に輸入するとさらに医療DXが進むであると感じました。
しかし当院は積極的に患者様の病院滞在時間を少なくするサービスや、AIなどを活用した医療支援、職員が働きやすくなるシステムがたくさんあり、
今度台湾の方が当院に来られた際には、日本の医療DXを紹介し、驚かせることができればと思っています。
2024年7月16~30日の期間、当院で523名の患者様にアンケートへのご協力をいただきました。お忙しい中ご回答いただき、心から感謝申し上げます。
アンケートを通じて、当院の利用状況や患者様のご希望、改善すべき点をしっかりと把握し、患者様にとって信頼できる病院であり続けるために、皆様のお声を反映させていきます。また、皆様にご満足いただいている良い点は今後も大切に守りながら、安心してお過ごしいただける病院づくりを目指してまいります。これからも、皆様とともに歩み続け、より良い医療を提供するために全力で努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
日本の皆さんこんにちは。
こちらカンボジアよりアンコール共生病院(AKH)の西本です。
2024年10月19日、カンボジアはまだもう少し雨季が続きそうです。
今年の雨季は昨年と異なりデング熱やチクングニア熱が流行しませんでした。
(ちなみに私もまだ患ったことがありません、蚊には大人気ですが)
デング熱とは反対に今年は日本から多くの関係者様や新たな仲間がカンボジアに来てくださり、当院の見学と一緒に医療支援活動を行う機会が増えました。
こうのす共生病院の皆さんもカンボジアの感想をブログとして書いてくれていますので、是非そちらもご覧いただいた上で、今年のジャンケン大会はあなたが優勝です!!
今回のカンボジア滞在記は、9月に来てくれた短期ボランティア黒田さんが書いてくれました。
薬剤師かつ医学生というハイブリットな方。
黒田さん(クロちゃん)のカンボジア滞在記をお楽しみください。
皆様こんにちは、北海道から来ました黒田純平と申します。私は東京理科大学薬学部を卒業して薬剤師免許を取得後、北海道大学医学部医学科に学士編入学をしました。
写真左が私、右が現地加藤先生
現在の私は学生(3年)でありながら、薬剤師として活動しています。将来は薬剤師としての経験を活かしながら、医師として医療を必要とする人々や地域に包括的な医療を届けられる存在になりたいと考えています。
私は田舎の医療がそれほど充実していない地域で過ごした経験から、将来は医療格差の是正に貢献したいという目標がありました。真に医療が必要な地域であれば、国外にも視野を向けていきたいという思いもあり、これまで国内での国境なき医師団のボランティア活動などに参加してきました。 そんな中でより実地に近い環境で現場を見てみたいと思い、海外での活動を探していたところ、ボランティアのサイトの募集を見つけ、連絡したことが今回の活動の契機となりました。
サイトには色々な国での様々な団体の医療ボランティアが掲載されていました。しかし、どの情報を眺めていても単なるボランティア体験のような内容であり、「本当の意味でその地域や人々に貢献する活動はなんだろう・・・」と考え、まずは現地の需要を知り、計画をするところから始めようと思いました。そんな心情の中でこちらの一風変わった応募情報が目に留まり、この活動(オンラインワークショップ)に参加することに決めました。
実際の活動ではZoomで何度か現地の方からのお話を聞かせていただき、カンボジアの薬剤師事情や医療の現状を知りました。そしてやはり実際に薬剤師という立場から現場を見てみたいと話をしたところ、快く受け入れていただき今回のカンボジア訪問が実現しました。
最近は自分の周りでもカンボジアへ観光に行く人が多く、比較的安全で医療や衛生環境も整ってきているまさに発展途中の国という印象を持っていました。実際行ってみると、シェムリアップ市街の店員さんや病院スタッフは英語で話すこともでき、治安も良く食事も美味しく、衛生環境も整っていて想像以上に発展していることに驚きました。
しかし街から少し離れて孤児院や学校へ行ってみると、15歳の小学生がいたり、孤児院に来た子どもはまずトイレの使い方を教えたという話を聞いたりする中で、観光客として見るカンボジアの世界とは大きな差があることも実感しました。医療体制についても、学校での健康診断がなく予防医療が浸透していないことや、日本では劇薬に分類される薬が薬剤師のいない街のドラックストアで買えてしまうなど、まだまだ医療体制や制度が不十分な点を多く感じました。
今回、「せっかくカンボジアに来たなら観光もした方が良い!!」という現地加藤医師のおススメもあり、アンコールの遺跡群やトンレサップ湖の観光、病院や孤児院の食品の買い出しに同行し、地元市場にも潜入するなど、とても満喫することができました。
観光で特に印象的だったのは、アンコール遺跡群をシェムリアップ市街から自転車で回ったことです。コースにして30kmくらい走ったのですが、帰り道の森の中でスコールに遭い、スマホが水没してマップが見られず、立ち往生する事態となりました。笑
幸いなことに木の下で雨宿りしている自分を見た現地の方が、荷物が濡れないようにと大きいビニール袋をくださり、道ゆく人に道を聞きながら無事に街へと戻ることができました。
今回の旅では、現地の人や病院のスタッフの皆様、人懐っこい学校や孤児院の子ども達と、多くの人々の温かさに触れることができました。また最大の収穫として、「本当の意味で現地に貢献するとはどういうものなのか?」を現地で活躍する西本さんや加藤先生の活動を通して見えて来たような気がしています。
健康診断をカンボジア人に広めること(現地の人には皆無な価値観の創造)や、引き継ぎのしやすいカルテフォーマットの作成(病院運営の適正化)、使用する薬の選定・在庫の管理、現地の医療従事者教育など、継続的で形や習慣として残るものを作っている印象を受けました。自分も何か現場にしっかりと残せるもの考えた上で、またカンボジアに行けたらと考えています。
最後になりますが、西本さんや加藤先生、病院スタッフの皆様、大変お世話になりました。感謝の意を込めて締めくくりとさせていただきます。ありがとうございました!!
写真左:分厚いステーキがたまらなく美味しいお店。
アンコール共生病院の眼科検診活動にも参加させていただきました。
毎年冬に流行するインフルエンザ🤒その予防策として多くの方が考えるのが「インフルエンザワクチン接種」です。しかし、ワクチンを受けるタイミングについて悩む方も多いのではないでしょうか?今回は、当院の薬剤師に『インフルエンザの予防接種はいつ受けるべきか?』について聞いてみました🎤
インフルエンザワクチンの予防効果は、接種後約 2週間後 から始まります。
もちろん個人差はありますが 約5か月間 持続すると言われています。
インフルエンザは例年、次のような流行パターンを示すことが多いです。
11月~12月 :徐々に患者数が増加
1月~2月 :流行のピークを迎える
4月~5月 :流行が減少し、終息に向かう
この流行パターンを踏まえ、ワクチン接種のタイミングを考えましょう💉
インフルエンザの流行に備え、 徐々に患者数が増加する10月から11月 にワクチンを接種するのが最適と考えます👍この時期に接種することで、流行のピーク時(1月~2月)もカバーされます。早すぎず遅すぎないタイミングでの接種がポイントです🍀
特に高齢者や基礎疾患を持つ方々は、インフルエンザに罹患されると重症化リスクが高いと言われています。可能であれば早めに接種を考え、かかりつけの医師や薬剤師と相談することをお勧めいたします✨
インフルエンザワクチンを適切なタイミングで接種し、その効果を最大限に引き出しましょう💉接種時期について不安がある方は、かかりつけの医療機関にご相談ください。予防は万全を期すための第一歩です💪今年の冬も健康で過ごすために、早めの準備を心がけましょう。
こうのす共生病院のリハビリ科では、「おせっかいリハ」というものをの発足させました。
患者様や利用者様の思いを一緒にかなえる!!利用者様、スタッフの双方が輝ける取り組みができたら!!と活動しています。今回は、社会に貢献したいという思いをお持ちの利用者様に、リハビリを今まで受けてきての「当事者の思い」を講演会として、リハビリ科の新人スタッフにお話して頂きました。これからの仕事の向き合い方であったり、求められている事など色々なことを考えるきっかけになりました。
当院では病院という役割を超え、地域の人々と深く繋がることで、地域全体の健康とウェルビーイング向上に寄与する取り組みを『鴻愛会SocialGoodプロジェクト』と名付けて行っています👍
下記リンクからも、取り組みについてご一読いただけます💓
鴻巣市や北本市で、こども食堂を運営されている、ひなとま食堂さんがお弁当の出張配布で来院されました🍱当院の公式LINEで出張配布のお知らせをご覧になった方から、ひなとま食堂さん宛てにお米が届きました。と、ひなとま食堂さんよりお話いただきました✨今後も、こども食堂と地域の方々の橋渡しができるような取り組みを続けていきたいと感じるエピソードでした🌼
今回の取り組みを通して、『こども食堂ってなに?』というお問合せをいただきました!こども食堂について多くの方に知っていただけるよう、ご紹介させていただきます🎵
こども食堂とは、あたたかい食事を低額または無償で提供することで、孤食の解消や食育の促進、子どもと保護者への支援だけでなく、地域交流の場を目的とした側面もある活動です。子どもや保護者の相談場所になったり、誰かが一緒にいてくれる安心感を届けてくれる場でもあります。今回、当院でお弁当の出張配布をしてくださった、ひなとま食堂さんをはじめ、鴻巣市内では地域のNPO法人やボランティア団体等が『こどもが一人でも安心して来られる居場所』を提供しています。
皆様がお住まいの地域それぞれでも行われている活動です🌼子どもたちが自分らしく希望をもって成長できる地域づくり。その場を提供する、こども食堂。利用したい人、手伝いたい人、寄付したい人。様々な形で関わることができる取り組みですので、ぜひ興味をもって、こども食堂と関わっていただけたらと思います👍
ひなとま食堂を運営されている、代表の田中さんやボランティアの方々とお話せていただきました🤗
Q:今回、こうのす共生病院でお弁当を配布することになった経緯教えてください。
田中さん:元気村グループのイベントでご縁がありました。お弁当の配布は、においなどもあるので病院には声をかけづらかったんですが、地域貢献を一緒に目指すもの同士、こうのす共生病院さんには声をかけやすかったんです。
Q:病院とこども食堂の連携について今後やってみたいことはありますか?
田中さん:小児科のある病院ともこども食堂を一緒にやってみたいです。こども食堂に限らず、高齢者の方も利用しやすい地域食堂なんかも一緒にやれたらいいですね!
今回のひなとま食堂のお弁当出張配布では、企業や歯科医院から提供のあったお菓子や自由帳の配布が行われました。じゃんけんをして、勝った人はもう一つお菓子を持って帰れるルールで子どもたちと、こども食堂の時間を楽しみました。顔見知りのお子さんとは、夏休みの予定を話したり、保護者同士の繋がりの場があったり・・・。これからも地域で活動されている方々と関わり、地域活動に参加していきたいと思いました。
ひなとま食堂さん、ありがとうございました💓
また、冬休みにお待ちしております⛄
感染拡大防止のため、受診には事前のご予約が必要です。
お手元に健康保険証と診察券を準備し048‐541‐1131(代表)にお電話下さい。
※待ち時間の軽減・スムーズな診療のためAI問診を行ってからの来院を お願いしています。
現在、インフルエンザ罹患者数が増加傾向のため、当院では発熱外来受診時、診察前にコロナ抗原検査・インフルエンザ抗原検査を行っています。
何卒、ご理解の程宜しくお願いします。
<ご予約受付時間>
受診を希望される日の8:30〜16:30までが予約受付時間となります。
※平日上記時間外、土曜日の午後、日曜日、祝日はご予約・検査を承っておりません。
※ホームページからお問い合わせ頂いてもご予約できません。
※予約制のため、予約後はキャンセルできませんのでご了承ください。