
このたび、こうのす共生病院では、2026年8月より訪問看護ステーション「WADACHI(わだち)」を開設いたしました。
これまで当院では、訪問診療・訪問リハビリ・訪問マッサージを通して、ご自宅で療養される患者様を支えてきました。今回、新たに訪問看護が加わることで、4つの在宅サービスが連携し、より切れ目のない支援体制を整えることができました。
「退院したら終わり」ではなく、「暮らしが始まる」
医療技術の進歩により、入院期間は以前より短くなり、治療後はご自宅や施設で療養生活を送る方が増えています。
しかし、退院後には、
- 体調に変化があったらどうしよう
- 家族だけで介護を続けられるだろうか
- 医療処置や服薬管理に不安がある
といった悩みを抱える方も少なくありません。
私たちは、退院はゴールではなく、新しい暮らしのスタートだと考えています。だからこそ、病院を離れた後も安心して生活を続けられるよう、訪問看護を通じて患者様とご家族を支えてまいります。
「WADACHI」に込めた想い
訪問看護ステーションの名称である「WADACHI(わだち)」には、一人ひとりが歩んできた人生の軌跡を大切にし、その先も安心して歩み続けられるよう支えたいという想いを込めました。
轍(わだち)は、これまで歩んできた道の証であり、未来へ続く道でもあります。
私たちは病気だけを見るのではなく、その人が大切にしてきた暮らしや価値観、ご家族との時間にも寄り添いながら、「その人らしい人生」を支える訪問看護を目指します。
病院直営だからできる安心の連携

今回の開設により、当院では
- 訪問診療
- 訪問看護
- 訪問リハビリ
- 訪問マッサージ
の4つの在宅サービスが連携する体制となりました。
病院直営だからこそ、医師・看護師・リハビリスタッフ・地域連携スタッフが日頃から密に情報共有を行い、体調の変化や医療的な判断が必要な場面でも迅速な対応につなげることができます。
病院での治療だけでなく、退院後の療養生活、リハビリ、医療的ケア、そして人生の最終段階まで、一人ひとりの暮らしを切れ目なく支えていきます。
地域とともに歩み続ける病院へ
鴻巣市では高齢化が進み、今後さらに在宅医療や地域での支え合いの重要性が高まることが予想されています。
こうのす共生病院では、「病院で患者様を待つ医療」だけではなく、「地域で暮らし続けることを支える医療」の実現を目指しています。
訪問看護ステーション「WADACHI」の開設は、その取り組みをさらに前進させる新たな一歩です。
これからも、医療・介護・福祉の垣根を越えて地域の皆さまと連携し、一人ひとりが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう努めてまいります。
訪問看護についてのご相談やご利用をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。