2025.05.02健診で「血圧ちょっと高め」と言われたら?油断大敵!夜間高血圧のリスクと対策
「健診で血圧はちょっと高めだけど、正常範囲内ですね」
そう言われた経験はありませんか? 🤔じつはそれ、高血圧予備軍のサインかもしれないのです!
40代は3人に1人が高血圧!放置すると何が起きる?
高血圧は、40代の3人に1人が該当すると言われています。
自覚症状がないまま進行することが多いため、放置してしまう人も少なくありません。
しかし、高血圧の状態が続くと、以下のような深刻な病気を引き起こすリスクが高まります。
- 脳卒中:脳の血管が詰まったり破れたりすることで、麻痺や言語障害などの後遺症が残る可能性があります。
- 心筋梗塞:心臓に血液を送る血管が詰まり、心臓の筋肉が壊死してしまう病気です。
- 腎機能障害:腎臓の機能が徐々に低下し、最終的には透析が必要になることもあります。
近年注目されている「夜間高血圧」とは?
最近では、「夜間高血圧」という状態が注目されています。
夜間高血圧とは、睡眠中の血圧が正常範囲を超えて高くなる状態のことです。
本来、睡眠中は副交感神経が優位になり、血圧は日中よりも10〜20%程度下がると言われています。しかし、夜間高血圧の場合、この血圧の低下が起こらず、高い状態が続いてしまうのです。
夜間高血圧の何が問題なの?
夜間高血圧は、睡眠中に血管への負担をかけ続けるため、心臓や血管の病気のリスクを高めることがわかっています。
夜間高血圧はどうすればわかるの?
夜間高血圧は、日中の血圧測定だけでは見つけることが難しい場合があります。
夜間高血圧を発見するためには、1日2回の家庭血圧測定が有効です。
起床時と就寝前に血圧を測定し、その数値を記録します。
記録した数値を医師に診てもらうことで、夜間高血圧の可能性を判断することができます。
高血圧の原因とは?
高血圧の原因は、一つではありません。
様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 遺伝的な要因:家族に高血圧の人がいる場合、高血圧になりやすい傾向があります。
- 生活習慣の乱れ:
- 塩分の摂りすぎ:塩分を過剰に摂取すると、血液中の水分量が増え、血圧が上昇します。
- 運動不足:運動不足は、肥満や血管の老化を招き、高血圧のリスクを高めます。
- 喫煙:タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させ、血圧を上昇させます。
- 過度の飲酒:アルコールの過剰摂取は、肝臓に負担をかけ、高血圧を引き起こすことがあります。
- ストレス:慢性的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、血圧を上昇させます。
- 加齢:年齢を重ねるにつれて、血管の弾力性が失われ、血圧が上がりやすくなります。
- その他:腎臓病や内分泌系の病気などが原因で、高血圧を発症することもあります。
高血圧の予防・改善方法
高血圧の予防・改善には、生活習慣の見直しが非常に重要です。以下のような点に注意して、日々の生活に取り入れてみましょう。
- 減塩:1日の塩分摂取量を6g未満に抑えるように心がけましょう。
- バランスの取れた食事:野菜や果物を積極的に摂取し、栄養バランスの偏りをなくしましょう。
- 適度な運動:ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を、1日30分以上、週3回以上行うようにしましょう。
- 禁煙:タバコは血圧を上昇させるだけでなく、様々な病気の原因となります。
- 節酒:アルコールの摂取量を控えましょう。1日のアルコール摂取量の目安は、日本酒1合、ビール500ml、焼酎1/2合、ワイン200ml程度です。
- ストレス解消:自分に合った方法でストレスを解消しましょう。
- 十分な睡眠:毎日7〜8時間の睡眠時間を確保するように心がけましょう。
- 定期的な血圧測定:家庭血圧測定を行い、日々の血圧の変化を把握しましょう。
高血圧は、自覚症状がないまま進行し、様々な合併症を引き起こす可能性のある恐ろしい病気です。しかし、日々の生活習慣を見直すことで、高血圧を予防・改善することができます。
健診で「血圧ちょっと高め」と言われた方は、油断せずに、家庭血圧測定を習慣化してみてはいかがでしょうか。
MEET+チームが地域の皆様の身近な場所で血圧測定&健康相談イベントを行っています!
「健診でちょっと高めと言われた」「薬はできれば使いたくない」「何から改善すればいいかわからない」「そもそも血圧を測っていない」
そんな方は、ぜひお気軽にMEET+チームの血圧測定&健康相談イベントにお越しください!
イベントの最新情報は、当院のSNSやブログで随時お知らせいたします。 ぜひフォロー&登録して、最新情報をチェックしてください🍀
📱以下のQRコードをスマートフォンで読み取っていただくことでもご登録いただけます。
街角であなたの血圧をチェックし、健康状態に合わせた生活習慣改善のアドバイスをさせていただきます。
皆様の健康をサポートできるよう、MEET+チーム一同心よりお待ちしております。
📢 MEET+(ミータス)とは
私たちは、地域とのつながりを通じて、健康と安心を届けること を目的に、「MEET+(ミータス)」という活動を展開しています。 病院という枠を超え、地域の皆さまと直接つながる場をつくることで、健康づくりのサポートを行っています。
2025.04.30⏳本日ラスト!これまでの感謝と、最後の応援のお願い
みなさま、こんにちは!
「おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!」 のクラウドファンディングは、ついに本日が最終日を迎えました!
まずは、ここまで支えてくださったすべての皆さまに、心からの感謝をお伝えします。
たくさんのご支援、応援メッセージ、シェアの輪が広がり、この挑戦をここまで続けてこられたのは、間違いなく皆さま一人ひとりのおかげです。
本当にありがとうございます!
🚀ラストスパート、最後のひと押しを!
クラウドファンディングは本日23:00まで受付中です。
「気になっていたけど、まだ…」という方、「最後にもう一度応援したい!」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひこのラストチャンスに、私たちの仲間になっていただけたら嬉しいです!
そして、すでに応援してくださっている皆さまには、最後の最後まで、シェアや声かけでの応援をお願いできれば幸いです。
🌱挑戦は続きます!
クラウドファンディングは今日で終わりますが、皆さまと一緒に育ててきたこのプロジェクトは、これからが本番です。
改めて、これまでの応援に感謝を込めて。
そして、最後までどうぞよろしくお願いいたします!
2025.04.28ユーザー発表会で「ポケさぽ」の活用事例をご紹介しました!📱✨
先日2025年4月21日に開催された株式会社OPERe(オペリ)のユーザーズミーティングにて、当院が取り組んでいる説明を半自動化させる「ポケさぽ」の活用事例について発表を行いました!
▶️ 紹介ページはこちら
「ポケさぽ」は、検査前の事前説明や入院前の説明を動画で何度でもご覧いただけるサービスです📹。
患者様やご家族が安心して検査や入院に臨めるよう、わかりやすい内容をスマートフォンやタブレットでいつでも確認できるため、とても好評をいただいています。
この「ポケさぽ」は、当院が進めるAIや情報通信技術(ICT)📱などの最新のデジタル技術を導入し、効率的で質の高い医療サービス🏥や蓄積した医療・健康データ📊の活用に積極的に取り組むICT/DX推進の一環として実施しています。
発表会では、実際の活用例や導入の背景、利用者様の声などもご紹介し、地域医療連携の新たな形としてご注目いただきました✨。
「ポケさぽ」を通じて、患者様により安心・納得いただける医療を目指し、これからもサービスの充実に努めてまいります。
ぜひ記事もご覧いただき、ご活用ください!
2025.04.28⏳クラファン残り3日!この挑戦のフィナーレを、ぜひ一緒に
みなさま、こんにちは!
「おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!」 のクラウドファンディングも、ついに残り3日となりました。
ここまで支えてくださったすべての皆さまに、改めて心から感謝をお伝えします。
たくさんの応援の声、あたたかいメッセージ、「共感しました!」という一言ひと言が、私たちの背中を押し続けてくれました。
🌟最後の3日間、みんなで迎えるフィナーレへ
このプロジェクトは、私たち病院だけの挑戦ではありません。
ご支援いただいた方、応援してくださった方、シェアしてくださった方、すべての方と一緒につくり上げてきた挑戦だと感じています。
だからこそ、このフィナーレも「一緒に迎えたい」 と思っています。
🚀ラストスパートに向けて、もうひと押しのお願い
もし、まだこのプロジェクトを知らないご友人やご家族がいらっしゃれば、「こんな取り組みがあるよ」と伝えていただけると嬉しいです。
一人でも多くの方に、「病院を超えた支え合い」や「おせっかいの力」を知っていただきたい。
そして、最後の瞬間まで、この“共感の輪”を広げ続けられたらと思っています。
💖最後まで応援よろしくお願いいたします!
残りわずかですが、プロジェクトはまだまだ進化中です。
最後の3日間、ぜひ私たちと一緒に、この挑戦のゴールを迎えてください!
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします😊
2025.04.25🎉クラファン残り6日!病院も地域も、盛り上がっています!
みなさま、こんにちは!
「おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!」 のクラウドファンディングは、いよいよ残り6日となりました!
今日は、日々の中で感じている現場の盛り上がりを少しだけご紹介させてください😊
🏥院内に広がる応援の輪
病院内では、掲示板やポスターを見た患者さまから
「頑張ってね!」
「こんなことやってるんだね」
と声をかけていただくことが増えています。
また、職員同士でも
「今どこまでいった?」
「知り合いに話してみたよ!」
といった会話が飛び交い、プロジェクトが日常の話題になるほど、盛り上がりを感じています。
🤝地域でも、うれしい反応が続々!
先日参加したイベントでも、
「クラファン見たよ!」
「ふだん病院と関わる機会がなかったけど、応援したい」
という声をいただき、地域の方々にも確実にこの想いが届いていることを実感しました。
他にも、企業さまからのご支援や、「何か協力できることがあれば」といったお問い合わせも増え、本当に多くの方が、このプロジェクトを“自分ごと”として捉えてくださっていることが伝わってきます。
🌟応援が力に。ラストスパートも、みんなで!
皆さまからのご支援や応援の言葉が、日々私たちの原動力になっています。
残り6日。
プロジェクトは、まだまだ地域の未来のために走り続けます!
ぜひ最後まで、私たちと一緒にこの挑戦を盛り上げてください✨
引き続き、応援・シェアをよろしくお願いいたします!
2025.04.24⏳いよいよラスト1週間!これまでのご支援に感謝を込めて
みなさま、こんにちは!
「おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!」 は、ついにクラウドファンディング終了まで残り7日となりました。
まずは、ここまでたくさんのご支援・応援をいただき、本当にありがとうございます!
皆さま一人ひとりの温かいお気持ちが、私たちの大きな力になっています。
🌟この2か月間で広がった“共感の輪”
2025年2月にスタートしたこの挑戦。
正直、ここまで多くの方に支えていただけるとは思っていませんでした。「病院の枠を超えて、地域のつながりを育てたい」
そんな想いに共感してくださる方が、地域内外を問わず、たくさんいることに日々驚きと感謝を感じています。
🌱 次なる挑戦へ 第二目標(+300万円)に向けて
これからの活動をもっと継続的で、地域に根づくものにしていくために、第二ゴールとして+300万円(合計900万円)を掲げ、新たな一歩を踏み出しています。
この追加資金では、地域の方とじっくり向き合いながら活動を広げていけるよう、専従スタッフの人件費など、運営の土台づくりに活用する予定です。
これまで出会った方々の「やりたいこと」が、ちゃんとカタチになっていくように。
そして、ふるまいの循環が育つ地域へと、次のステージへ進化していきます。
- 「病院のことは知らなかったけど、取り組みに共感しました」
- 「医療職として新しい関わり方だと思う」
- 「“おせっかい”って、やさしくて素敵ですね」
こうした声をいただくたびに、このプロジェクトが必要とされていることを改めて実感しています。
🚀 ラスト1週間、さらに盛り上げていきます!
現在、プロジェクトは第二目標に向けてラストスパートをかけています!
病院内でも、職員や患者さま、地域の方々との会話にこの話題が出ることが増え、日々「応援してるよ!」と声をかけていただくことが本当に励みになっています。
残り7日間、最後の最後まで、この挑戦の意味や、私たちが目指す未来を一人でも多くの方に届けたいと思っています。
📢 引き続き、応援よろしくお願いいたします!
すでにご支援いただいた皆さま、そしてこれから知ってくださる皆さまへ。
ラスト1週間、共感の輪をさらに広げるために、ぜひシェアや声かけで応援していただけたら嬉しいです!
最後まで全力で走り抜けますので、どうか見守ってください!
引き続き、よろしくお願いいたします😊
2025.04.21🦽「車いす勉強会」開催報告🧑
この度、当院リハビリテーション科主催による車いす勉強会を開催いたしました。
参加者からは、「体に合わせてない車椅子だと、30分座りつづけるのが大変!」との驚きの声が上がり、患者様の座位姿勢に関する新たな気づきを得る貴重な機会となりました。
勉強会で得られた気づき
- 個別対応の必要性:円背・側弯・下肢拘縮など、姿勢特性に応じた調整の重要性💡
- 背張り式車椅子の効果:体幹支持を強化することで座位保持が安定🪑
- 患者様の訴えの背景:「車椅子で落ち着かない」という訴えには、座位バランスの不適合が関与する可能性🔍
参加スタッフからは「視点が変わった👀」「早速現場で活かしたい💪」との声が寄せられ、 医療の質向上に向けた有意義な研修となりました。
今後も、車椅子の適切な調整を通じて、患者様の快適な療養環境づくりに努めてまいります。
車椅子に関するご相談がございましたら、リハビリスタッフまでお気軽にお声がけください。
2025.04.19💖つながりに感謝を込めて ― ソーシャルグッドスポンサー紹介
このたび、「おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!」にご支援・ご賛同いただいた皆さまに、改めて心より御礼申し上げます。
このプロジェクトは、病院という枠を超えて、地域と共につくる新しい「つながりの形」を目指す挑戦です。
その想いに共感し、個人として、そして法人・団体として支えてくださった皆さまの存在は、私たちにとってかけがえのない大きな力となっています。
🌟ソーシャルグッドスポンサーの皆さまをご紹介します
なかでも、早い段階から共感とご支援の手を差し伸べてくださった企業・団体の皆さまを、
「ソーシャルグッドスポンサー」としてご紹介させていただきます。
🌱共に地域の未来を育てていけることの喜び
「一緒に頑張りましょう!応援しています!」
「地域の元気につながる取り組みですね」
そんなお声とともに、多くの企業・団体の皆さまが温かくこの挑戦を支えてくださいました。
私たちの想いに共感し、共に地域のために活動できること。
そのことが、私たちにとって何より嬉しく、心から誇りに思っています。
💬心からのありがとうを、皆さまへ
ソーシャルグッドスポンサーの皆さまをはじめ、すべてのご支援者の皆さまの存在が、このプロジェクトを一歩一歩前に進める原動力となっています。
これからも「ふるまいがふるまいを呼ぶ」地域を、皆さまと共に育てていけたらと思っております。
引き続きのあたたかい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
2025.04.19💖 600万円のご支援に心から感謝を込めて… 次のチャレンジへ 🌱
\第一目標600万円達成しました!/
ご支援・応援くださった皆さま、本当にありがとうございます!
2025年2月にスタートした「おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!」。
私たちの想いに共感し、力強い応援を届けてくださったおかげで、第一ゴールである600万円の目標を無事達成することができました!
心から感謝申し上げます。
この挑戦が形になったのは、まぎれもなく皆さま一人ひとりのご支援と声のおかげです。
🧡 共感の声に支えられた2か月間
あたたかいメッセージの数々に励まされながら、
「このプロジェクトはやっぱり必要なんだ」と、私たち自身が深く実感できた2か月間でした。
「病院のことは知らなかったけど、共感した」
「医療職としての新しく必要な関わり方だと感じた」
「“おせっかい”って、やさしくていい言葉ですね」
そんなお声を全国からたくさんいただき、
地域の未来や誰かの“やりたい”を自然に後押ししていくこの取り組みに、共感の輪が広がっていることを日々実感しています。
🌱 次なる挑戦へ 第二目標(+300万円)に向けて
これからの活動をもっと継続的で、地域に根づくものにしていくために、
第二ゴールとして+300万円(合計900万円)を掲げ、新たな一歩を踏み出しています。
この追加資金では、地域の方とじっくり向き合いながら活動を広げていけるよう、
専従スタッフの人件費など、運営の土台づくりに活用する予定です。
これまで出会った方々の「やりたいこと」が、ちゃんとカタチになっていくように。
そして、ふるまいの循環が育つ地域へと、次のステージへ進化していきます。
📢 引き続き、応援よろしくお願いいたします!
今後も、街の中で“ちょっと気になる誰か”に声をかけ、
ふるまいがふるまいを呼ぶ、やさしい循環を育てていきたいと思っています。
活動の様子も引き続き発信してまいりますので、
どうかこれからも、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです😊
2025.04.18造影剤について ――CT編――
こんにちは!放射線科です🦴
今回は造影剤について紹介します!
造影剤とは?
造影剤とは、血管や臓器に白黒のコントラスト(強弱)をつけて病変をわかりやすくする薬剤です。
CT、MRI、バリウム検査などにはそれぞれ専用の造影剤があり成分が全く異なります。
今回はCT検査で使う造影剤の注意事項について、皆さんに知っておいていただきたいポイントをご紹介します。
からだに起こる反応
CTの造影剤を注射すると、体が熱く感じることがあります。
これは浸透圧の影響によるもので、ほとんどの方に起こる正常な反応ですので、心配いりません。
ただし、他の症状(かゆみ・息苦しさ・気分が悪いなど)が出た場合は、アレルギー反応の可能性があります。
すぐに申告するようにお願いします。
造影剤を使えない、または注意が必要な方
以下の病気がある方は、造影剤が使えない場合があります。
問診の際に、必ず医師にお伝えください。
*造影剤を使えない方(禁忌)
重い甲状腺の病気がある方
CTの造影剤(ヨード造影剤)は甲状腺に集まりやすい性質を持っています。
そのため、重い甲状腺の病気がある方は、造影剤を使用できません。
*注意が必要な方(原則禁忌)
以下の病気がある方は、造影剤による副作用のリスクが高くなるため、事前に医師と相談する必要があります。
- 気管支ぜんそく
ぜんそくの方はアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こす確率が、ぜんそくを持っていない方と比べて約10倍高くなるといわれてます。
- 糖尿病
服用している糖尿病薬の種類によっては、検査の前後2日間、休薬が必要になることがあります。
副作用(乳酸アシドーシス)を起こす可能性があるため、検査前に必ず医師にご相談ください。
- 腎臓の機能が低下している方
ヨード造影剤は尿として排泄されます。
腎臓の働きが悪い方は、造影剤の影響で急性腎障害(造影剤腎症)を起こす可能性があるため、医師の判断で造影剤を調整することがあります。
検査前後のポイント
造影剤は尿と一緒に排泄されるため、検査の前後はしっかり水分を摂るようにしましょう!
脱水を防ぐことで、副作用のリスクも下げられます。
まとめ
- 造影剤を使うと、体が熱くなることがありますが、心配ありません!
- 持病がある方(特に甲状腺・ぜんそく・糖尿病・腎臓病)は、事前に申告を!
- 検査前後は水分補給をしっかりすることが大切!
検査について不安がある場合は、事前に医師や看護師にご相談くださいね☺️