2023.10.16病院長がスポーツドクターとして埼玉県国体に参加

当院病院長である織田が
国体の埼玉県チーム帯同スポーツドクターとして開会式を始め国体に参加してきました!

病院では院長を務め
埼玉県ではスポーツドクター…
いろいろな顔を持つ織田院長ですが、とてもフレンドリーでいつも笑顔で診察時患者様や職員に接してくれます。

もし、整形外科、膝の痛み等でお悩みの方は一度当院までご相談くださいませ。

※写真 Instagram 公益財団法人埼玉県スポーツ協会【公式】から引用

2023.10.12インフルエンザワクチンのススメ

感染管理認定看護師の竹入です🌸

長かった夏の暑さも去り、吹く風が少し肌寒く、木々の緑も赤く色づき始めましたね。
小学生になる息子を学童に迎えに行く時、同じ時間でも日が暮れるのが早くなり、そんな時に季節の移ろいを感じます。

さて、朝晩と寒くなり体調を崩されたりはしていないでしょうか。
新型コロナウィルス感染症、インフルエンザ、それ以外にも多くの菌やウィルスが活発化しやすい時期になっています。
とりわけ例年より流行が早いのがインフルエンザです。

厚生労働省の発表資料(10月6日発表)によると全国で9/1からの1か月間で2204もの教育施設(うち埼玉県は325校)が休校や学級閉鎖になっています。1)
鴻巣市でも現在(10月10日時点)注意報が出ています。

そのため、当院でも例年より早い10/20からインフルエンザワクチンの接種が始まります💉

ワクチンの接種から抗体ができるまでの期間は約2週間、一度できた抗体の持続期間は5カ月程度と考えられています。
インフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの発病を一定程度予防することや、発病後の重症化を予防する効果があるとされています。特に基礎疾患のある方や高齢の方には接種をお勧めします。2)

ワクチン以外にもインフルエンザを予防する有効な方法があります。

・外出後の手洗い
・適度な湿度の保持(湿度50~60%)
・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
・人込みや繁華街への外出を控える、マスクを着用する
・室内ではこまめに換気する

⛄しっかり予防をし、今年の冬を楽しみましょう!

【出典】
1)厚生労働省,インフルエンザに関する報道発表資料 2023/2024シーズン, アクセス日2023.10.10
2)厚生労働省,令和4年度インフルエンザQ&A,アクセス日2023.10.10

2023.10.03ふれあい看護まつりを開催します

2023年10月19日(木)に病院内にて「ふれあい看護まつり」を開催いたします。

【開催日時】2023年10月19日(木) 9:00〜12:00

【場所】病院1階正面受付前 1階売店脇(展示ブース)

【概要】

●健康チェック:血圧測定、酸素濃度、体脂肪測定、骨量測定水分量、筋肉量
        体の状態をチェックします!

●訪問診療部:病院にくることが大変、施設ではなく自宅で療養をしたいなど
       訪問診療チームが相談を受けます!

●お薬相談:お薬に関して疑問やご質問をお聞かせください。
       普段先生や調剤薬局で聞けないことなどもお聞きかせください!

●再生医療相談:膝の痛みで困っていませんか?
    ・できれば手術したくない!
    ・長期入院できない、したくない!
    ・そんな患者さん大歓迎!
    ・再生医療チームがご相談承ります!

●栄養相談:お食事のお悩みや気になる栄養バランスなど管理栄養士が、アドバイスします。
      自宅で食べているお味噌汁を持参(100㏄)していただければ、塩分濃度が測定できます。

●運動能力チェック:筋力、バランス能力をチェックします

●展示会場では、明治時代の看護師の白衣を展示します。

気軽にお越しくださいませ!

2023.10.02【広報担当より】カンボジア医療支援

こんにちは。こうのす共生病院 広報担当です。

これまで、カンボジアにある姉妹病院 アンコール共生病院で働いている職員に「カンボジア滞在記」としてブログを書いていただいておりましたが、今回医療支援を行うため、4日間カンボジアに滞在してきましたのでここでご報告をさせていただきます。

私は日本に住んでいて、海外の医療を考えたことが一切ありませんでした。海外の生活は昔テレビでやっていたピンクのバスに乗って旅しながら恋愛するバラエティ番組で得た知識しかありません。笑

同じ境遇の方もいると思いますのでぜひ最後まで読んで頂き、「カンボジアってこういうところなんだ。」って思ってもらえたら嬉しいです。

空港にて

東京 羽田空港からバンコク スワンナプーム空港経由でカンボジア シェムリアップ空港に行くプランでしたが、途中のバンコク スワンナプーム空港にて。

カンボジアの大学やホテルでBLS(一次救命処置)講義を行うため、訓練用AED(自動体外式除細動器)や練習用マネキンを段ボールに入れて持っていきましたが、
海外からしてみるとあまり見たことがない物品なのか空港で荷物の中身を確認され、不審物ではないかと疑われる事態になりました。なんとか理解してもらい物品をカンボジアに持って行くことが出来ましたが、初日から幸先が悪かったです。汗 (写真は空港スタッフから確認されている様子です。)

カンボジアの街の印象

勝手な偏見ですが、カンボジアは

「道路は舗装されておらずガタガタ道。人はあふれかえっておりバイクや車が渋滞している。街は汚く匂いもきつい。」みたいな印象を持っておりました(かなりの偏見ですみません)。
しかし実際カンボジアに到着すると、初めての印象は「宮古島みたい!」でした。空港もきれいで南国といった印象です。

空港からバスでホテルまで移動しましたが、道路は舗装され信号もあり、観覧車もありました。

しかし日本と違う所は、原付バイクが非常に多く走っており、2人乗り3人乗りは当たり前の環境で子供も乗っていました。ちなみにカンボジアではバイクの免許はいらないみたいで、交通事故が多いそうです。免許がいらないなんて日本では考えられませんよね。

街には薬局が多く、処方箋がなくても購入できます。入院とかするとお金が高いのでなるべく薬で治すらしいです。

アンコール大学の寮

シェプリアップにはアンコール大学があり、そこで勉強している生徒が住んでいる全寮制の寮を見学してきました。この施設はもともとホテルの建物だったそうで今は寮として使っています。現在90名が住んでおり、最大で150名まで入居できるそうです。

半日看護師、半日日本語の勉強するらしく、日本語能力試験N3以上でないと卒業が出来ないみたいです。
日本語能力試験N3の問題は、日本人である私たちも簡単には解けない問題のため、そうとう勉強が必要そう・・・

壁には、書道が貼られており、生徒が「好きな日本の言葉」を書いたみたいです。”世界”、”愛”、”希望”、”平和”…言葉の重みをすごく感じました!

ちなみに門限があるそうで、22時半まで。

カンボジア日本友好技術教育センター(職業訓練校)

ここは職業訓練を行える施設で、IT関連、観光、農業などを学ぶことができます。

観光は卒業後仕事として就きやすくとても人気のようで、施設内にはベッドメイキングの練習が出来るように布団やベッドがあり、アイロンがけが出来る機器もありました。

ITは専門的な知識のため、習得するのに時間がかかり就職するまでは難しいそうです。

農業はここで得た知識を自分の地域に持ち帰り、家族と一緒に野菜などを育て、育った野菜を街の屋台で売るとのことでした。外の庭には空心菜やナス、キノコなどを育てておりました。

クヴィアン小中学校

小学生・中学生が勉学に励んでいるということで教室を覗かせてもらいました。

教室内はとても暗く目が悪くなるような環境でしたが、部屋を明るくすると逆にまぶしくて嫌だと言うそうです。

机やイスも木で出てきおり日本では考えられないような環境でしたが、見学に来た私たちに対してとても元気な様子を見せてくれました。

教室の壁には、勉強のポスターが貼られており、学ぶ楽しさや友達を作るうれしさを知りながら勉強しておりました。

しかし、この土地はアンコールワットの近くで国が管理している土地であるため、都市計画でなくなってしまうそうです。

カンボジア共生の家

孤児院のカンボジア共生の家に、手洗い指導をしに行きました。もともとカンボジアでは手を洗うという習慣があまりないそうで、手を洗うという習慣を身につけるために、私たちが訪れる1ヶ月前から手洗いの練習をしていたそうです。

手洗いチェッカーを持っていき、ブルーライトを当てると洗い足りていない部分が光るのですが、しっかり隅々まで洗えていました!すばらしい!!!

交流会

夜は、子供たちと一緒に食事をしました。

言葉の壁がありはじめはコミュニケーションを取るのに大変でしたが、一緒に食事をする喜びとボディーランゲージでなんとかコミュニケーションが取れるようになりました。

途中で日本から持って行ったお菓子のつかみ取りやけん玉で一緒に遊ぶようになったり
折り紙を折ってくれてプレゼントしてくれたり
どんどん打ち解けてきて、日本では味わうことの出来ないとても幸せで楽しい時間を過ごすが出来ました。

ちなみに、カンボジアではクメール語という言葉を使っており
こんにちは:チョムリアップソ
ありがとう:オークン
すごい:オッチャー
です。

BLS

カンボジアは「チャイルドシートは知っているけど使ったことがない」、「自転車やバイクに乗るけどヘルメットはつけたことがない」という状況で日本と全く違います。そのため交通事故は多いが、日本のようにAEDが普及されておらず、おそらく初めて見る方もいる状況です。

BLSを行うといった海外支援はとても重要であり、AEDが普及された際に今回受講された方達が率先的に使える状況を作り、命を繋ぐ環境を作ることが今私たちに出来る支援なのかもしれません。

国営こども病院・シェムリアップ州立病院

シェプリアップにある国営こども病院と州立病院にも見学に行きました。

写真は他の病院のため公開することが出来ませんが

国営こども病院では、帝王切開する割合は15パーセント、1日80人の出産する病院で、カンボジアの小児を守る中心的な病院です。分娩室の前には10人くらいの妊婦が並んでいて自分の順番を苦しみながら待っている方もいました。
NICUやPICUもありましたが日本と遜色のない装置がたくさん並んでおり、CT・MRIも最新の機器が導入されています。

州立病院は400ベッドあるとのことでしたが、部屋の中は患者が溢れてかえっておりベッドとベッドの間や通路に患者が座っていたり、外にベッドがあり横になっている患者様もいました。

アンコール共生病院

こうのす共生病院の姉妹病院であるアンコール共生病院。

日本人の医師や看護師も勤務しており、入院施設、手術室がしっかりと用意されています。
個室にはシャワールームや冷蔵庫などもしっかりと完備されており、とても安心して受診・入院が出来る印象でした。

限られた機器の中でいろいろな患者様を対応し診断するには、様々な知識や経験が必要と感じましたが
これからこうのす共生病院とアンコール共生病院は、今以上に密に連携を取りカンボジア支援を行くことで、これまで提供できなかった価値ある医療をカンボジア・患者様に提供できるのではと思っています。

観光

カンボジア国の歴史を肌で感じるため、アンコールワット、タープローム、トンレサップに行ってきました。とても神秘的な場所ばかりでリフレッシュ出来ました。

またカンボジアにはスターバックスもあり、日本にはないメニューもありとても美味しかったです。

まとめ

今回、複数の病院の医師と共にカンボジアに医療支援しに行きましたが、今後どのような形で医療支援が行えるのか考えるとともに、
これまで私たちが当たり前と感じて価値すら考えることができなかったことが、今回のカンボジアへ訪問したことで、気にすることもしなかった些細なことも当たり前ではなく価値あることだという認識をすることが出来ました。

私は広報でありながら放射線技師でもあり、システムエンジニアでもあります。どの職種であろうとも自分に出来ることは必ずあります。今後「自分にできること」を見つけ、1回限りでなく支援し続けることが必要であると感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

2023.09.20【看護師ボランティア】2023年8月の活動報告と心境の変化

こんにちは。カンボジアのアンコール共生病院で看護師ボランティアとして活動している長岡です!

カンボジアに来てから約3か月が経ち、こちらでの生活や環境にも慣れてきました。
今回は2023年8月の活動報告と、自分の心境の変化について皆さまにご報告させていただきます。

共生の家(児童養護施設)にお泊り会

カンボジアのシェムリアップには、我々元気グループで運営する児童養護施設「共生の家」があります。そこで生活する子どもたちの日常をさらに深く知るため、そして何より子どもたちともっと仲良くなるためにお泊り会を開催しました!

夜ごはんにカレーライスを作るため、女の子たちと一緒に近くの市場まで食材を買いに行きましたが、市場で見かけた肉まんに惹かれ、カレーよりも先にみんなで肉まんを食べてしまいました。笑

食事の準備も子どもたちみんなで協力して行いましたが、やはり男子はすぐに遊ぶ。カレーライスが出来上がるまでただただひたすら楽しそうに遊んでました。

お姉さんたちは野菜を切って炒めたり、積極的に頑張ってお手伝いをしてくれました。みんなで一緒に泣きながら玉ねぎをたくさん切ったのはとても良い思い出です!笑

夕食の前に肉まんを食べたにも関わらずカレーライスは大盛況!みんなたくさんおかわりをして美味しそうに食べてくれました。

末っ子のヨーイが食後のお腹を見せに来てくれました(写真↓)

  

夕食後はリビングに布団を敷き、みんなで横になりながらラピュタを観ました。
音声は日本語でしたが、子どもたちはみんな映画に見入っていました。
びっくりしたり、声を出して笑ったり、感情をありのまま素直に表現する子どもたちの姿がとても印象的でした。下の子たち(男子)はいつの間にか気持ちよさそうに夢の中へ・・・
最後まで起きることなくお姉さんたちにベッドまで運ばれていました。

   

お泊まり会の目的であった生活習慣を知るという視点では、食事の前にしっかり手洗いをしていたり、食事も好き嫌いをせず沢山食べ、自由時間にはみんなで楽しそうに本を読んだり体を動かして遊んだりと、ほんのごく一部ですが子ども達の生活をさらに知ることが出来ました。

📷お泊り会のハイライト📷

  

手洗い指導

私がカンボジアで過ごす中で見えてきた課題の1つとして、人々の衛生・予防に対する意識の低さがあります。多くの人は「手は汚れたら洗う」という認識で、目に見えない菌や汚れを意識して手を洗う習慣はないと感じています。そんなある意味カンボジア特有な常識がある中で、私が関わる共生の家の子どもたちには、手洗いの必要性を理解してもらい習慣化が出来るよう手洗い指導を考えました。

共生の家には5歳から17歳と幅広い年代の子どもたちがいるので、指導方法についてはとても悩みました。一時的に出来るだけでは意味がなく習慣となることが目的なので、私が居なくなった後も当たり前のように手洗いができることが目標です。そのためにはまずは子どもたちの"印象"に残るインパクトが大事だと考え、実際に手洗い後の手にはどれほどの洗い残しがあるのか、見えない細菌が自分たちの手の上にどれだけいるのかを写真を使って説明し、"気付いてもらう"ことから始めました。

写真を見せた時の反応は予想通り完璧でした。みんなびっくりして乗り出して写真を見に来たり、自分の手のひらをじっと見つめる子もいたりと、子どもたちの"印象"に残すことに成功しました。その後はみんなの手洗いの知識について確認しました。質問の1つで「すすぎ時間はどれくらいか?」と聞くと即答で「3分!」「10分!」「5秒!」と、根拠不明の面白い回答がたくさん飛び交いました。
やはり正しい知識を理由と共に説明することはとても大切だなと改めて感じた瞬間でした。その後は洗い残しの多い部分、正しい手洗いの仕方を指導し、最後は手洗いに関するクイズをして、みんなの頭に伝えた内容が残っているかを確認しました。

これからの課題としては、手洗い指導の内容を子どもたちが忘れずに覚えていることと、それを"実践"し"継続"することです。子どもたちへの継続的な支援が必要である中で、私も毎週2回ほどは子ども達と会う機会があるので、その度に正しい手洗いが出来ているかを確認したり、クイズを出したりして教育的な関わりを続けていきます。そして何より、子どもたちの周囲にいる大人が出来ないことには、当然子どもたちも出来るようにはなりません。私の更なる活動として、子どもたちと一緒に暮らしている大人に正しい手洗い指導を教えることで、それが間接的に子どもたちへの継続支援になるのではないかと考えています。

この子どもたちへの手洗い指導は7月頃から始めた活動ですが、今回のお泊り会の時には子どもたちから私に手洗いをしている様子を見せてくれたりと、子どもたちの意識と行動が少しずつ変わってきていることを実感でき、私も自分の活動に対してやりがいや有益さを感じることができました。

まだまだ私のボランティア活動は始まったばかりなので、小さな結果で満足せず、この1年で共生の家の手洗い習慣をより良いものに確立できるよう、引き続き様々な方法で行動していきたいと思います。自分の健康を守ることは、自分の未来を守ることにも繋がります。子どもたちが自分自身の健康を守り、沢山の選択肢を手に入れて大人になっていけるよう、これからも私にできる支援をたくさんしていきたいと思います。

最後に、カンボジアに来て3か月が経ちました。日本とは全く違った1日の過ごし方ができて、今までの自分の当たり前がカンボジアでは当たり前でないことを沢山経験しました。日本では看護師としてたった一つの病棟でしか働いたことのない私でも、カンボジアで様々な活動を主体的にやらせてもらうことが出来て本当に感謝でいっぱいです。カンボジアでの活動を通して、"他人に何かを継続してもらう"ことの難しさを感じています。ダイエットのために毎日筋トレをしようと決めたけど、続かずに諦めてしまった経験がある人は私だけではないと思います。(笑)自分で決めた事でさえも継続する事は難しいのに、相手に何かを継続してもらうことはとても難しいです。だからこそ、伝え方や関わり方の工夫をし、時間をかけて一緒に進んでいくことが大切なのかなと思いました。私が活動をしたことで子どもたちの未来の何かが変わったのかと、結果として分かるのは何年後何十年後かもしれません。しかし子どもたちに今より大きな夢や目標を作るきっかけを少しでも与えてあげられるように、子どもたちが自分の健康を自分で守れるようになるために、これからも私に出来る事をたくさん考えてやっていこうと思います。

カンボジアでのボランティア期間も残り8か月程となりますが、短い期間の中で少しでも子どもたちやアンコール共生病院のお役に立てるよう、考えることと行動することを全力で楽しみながら取り組んでいきたいです。

📷8月のハイライト📷

水風船やバルーンアートで遊ぶ子ども達🎈

 

12月に開催される運動会に向けてみんなで準備中🎨

  

毎月実施する子どもたちの身体測定、現地の病院スタッフや子どもたちと仲良く写真を撮ったり、遺跡に行ったり、村の小学校に行ったりと、8月も元気に楽しく過ごすことができました!

日本の皆さん、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回のブログでお会いしましょう!!

2023.09.05胃のバリウム検査ってどんな検査?

こんにちは! 
今回は、健康診断で行われる胃の「バリウム検査」についてこうのす共生病院の特色を紹介したいと思います! 

どんな検査?

この検査では、バリウムを飲んでいただき胃の壁に塗布して胃がんをはじめ胃潰瘍や胃炎、ポリープの有無、また胃以外にも食道がんや十二指腸がんの有無も調べることができます。 

検査中は、バリウムの位置や観察部(撮影部)を変えるために、私たち放射線技師が体を動かす指示を出して、撮影しています📷 

こうのす共生病院のバリウム検査

当院のバリウム検査の特色をご紹介します! 

バリウム検査は正直苦手な方が大半だと思われます。流れを把握することで安心につながるかと思います☺ 

はじめに、胃を広げる発泡剤(‘’レモン味でパチパチします‘’)を薄めたバリウムと下剤が入ったお水で飲んでいただきます。 

(※下剤が必要ない場合は検査前に、 追加の下剤が欲しい場合は検査後に、健診センターのスタッフにお申し付けください(^o^)) 

発泡剤を飲むとゲップが出やすくなります。ゲップを出してしまうと胃がしぼんでしまい医師が正確な診断をしにくくなってしまうので、ご自身のためにもできる限り我慢しましょう🥛 

その後、バリウムを適量飲んでいただきますが、飲みやすいようにバリウムを冷やしてあります。‘’冷たいヨーグルトのような食感‘’で‘’リンゴのような味‘’がするので飲みやすいかと思います(^o^) 

飲んだら検査スタート!放射線技師の指示で体を動かしていただきます。 

検査時間は入室から退出まではだいたい10~15分で、X線を当てている時間は3~5分に短縮しています。待ち時間の目安にしてください! 

また、検査をお待ちいただいてる間に、待合に検査の流れが把握できるポスターを貼らせていただいてます。検査をイメージすることによって、緊張もほぐれ、体感時間も短縮できるかと思います☺ 

なにか質問等あれば気軽に放射線科、健診センターのスタッフに聞いてください☺ 

2023.08.09アンコール共生病院の管理者(西本さん)に逆質問してみました。

日本の皆様こんにちは。

こちらカンボジアよりアンコール共生病院、ボランティアスタッフの長岡です。
いつも私のボランティアブログを読んでくださりありがとうございます!!

今回は私がインタビュアーとなり、アンコール共生病院で約2年半働いている西本さんに気になることを聞いてみました。
インタビューをしてみた私の率直な感想は、「西本さんが本当にこのアンコール共生病院を今よりもっと良い病院にしたいんだな」という気持ちを強く感じました。

是非みなさんも最後までご覧ください。

(笑顔が苦手。)

Q1.どうしてカンボジアで活動しようと思ったのですか。

西本)この質問は今までで一番多くいただいた質問かもしれませんが、実は今も昔も、私はカンボジアという国に全く興味がありませんでした。2020年3月末までは日本で呼吸器病棟を中心に看護師として働いていましたが、その時を境に日本の看護師に飽きてしまい、休憩と旅行も兼ねて海外の医療や看護を見てみたいと思いました。(海外であれば国はどこでもよかったです)その時に相談をした友人の繋がりから、カンボジアのアンコール共生病院で働かせていただけることになりましたが、出会った人々とのご縁によっては、今ごろ地球の裏側にいたかもしれません。笑

カンボジアに渡航する2020年12月までの6ヶ月間は、こうのす共生病院(旧病院)の3階病棟で働かせていただきました。そこでも多くの方とお知り合いになることができ、今の仕事にも繋がる非常に有意義な経験をさせていただきました。
 私が日本の看護師に飽きてしまった理由は、自分の日本で看護師に伸び代を感じられなくなってしまったからですが、だからといって日本の看護が嫌いになった訳ではなく、海外で働くことを通して日本の看護に持ち帰られるものを探し、学び、自分自身の中に創り上げたい気持ちが今も一番にあります。私のカンボジアでの活動も、最終ゴールは日本の看護に自分の形で貢献することです。

Q2.初めてアンコール共生病院に来た時の印象を聞かせてください。

西本)2020年12月3日にカンボジアに到着し、コロナ対策による2週間のホテル隔離の後に、夜な夜な首都プノンペンから車でシェムリアップに移動してきました。午前8時過ぎに病院に到着し、エントランスから初めて病院に入った時の印象は今でもはっきり覚えています。

見知らぬ私が来たにも関わらず、受付に座っているスタッフは誰も挨拶をしない。挨拶どころか顔を上げて私の顔を確認する様子もなく、ずっとスマホを見ている。この時「この病院、終わってるな」と思いつつも、「やることが山ほどあるな」と少しニヤついたことを覚えています。

  (清潔、掃除は基本。)

Q3.アンコール共生病院のスタッフは2年前と今を比べて成長したと感じる部分をありますか。

西本)スタッフ個々が成長したかどうかという視点ではあまり見ておらず、私を含めたアンコール共生病院という一つのチームや組織として、この2年間での良い変化を感じています。それは医療の知識や技術的なことではなく、「感謝」や「人の役に立つ」という精神的な部分での変化です。

自分たちの病院に来てくれた人への感謝が常にあれば、それは自然と椅子から立ち上がり挨拶するという行動に繋がりますから、“挨拶をしなさい”というレベルの低いマニュアルを作る必要がなくなります。そのような意味合いで大切なのはスタッフ個々ではなく、スタッフ個々が属する組織全体の環境、空気感、雰囲気、常識というものだと私は考えています。

 まだまだ客観的に見て物足りない部分は山ほどありますが、「シェムリアップの人々の役に立つ病院になる」という共通認識を、スタッフ全員が自然に持つことができる理想の職場環境に少しずつでも近づいているかなと感じています。

Q4.実際にアンコール共生病院の管理をしていて大変だと思うことはありますか。

西本)自分よりも大変だと思う人の存在がある限り、自分が大変だと思うことはどんなに考えてもなさそうなので、病院の管理をしている上で「意識していること」という表現にさせてもらいますね。

 私の管理は主に「人の管理」ですから、共に働く50名のスタッフを最優先で大切にしなければならないといつも自分に言い聞かせています。看護師時代を思い出すのであれば、常に50人の受け持ちがいるイメージです。私の管理で50名のスタッフに不利益があって欲しくないですし、むしろ利益がないとダメだめだなと思っています。立場上、病院の規則を厳しくしたり、スタッフにネガティブなフォードバックをしなければならないことも多々ありますが、その先に必ずスタッフの利益があること、その利益に気付いてもらえること、その上で私を信頼して協力してもらえる関係を築くことを一番大切にしています。

 私もそうですが、雇用されているスタッフは、決して病院や会社の為には働けないと思います。自分の人生と自分の家族の為に働きます。アンコール共生病院も50名のスタッフ全員が各々の理由で自分の為に働いた結果、それが自然と病院や会社の利益に繋がるのが理想だと考えています。私にとって一番大切なスタッフと一緒に、これからもアンコール共生病院を大きくできるよう努力していきます。

  (スタッフに時間を割く。)

Q5.これからアンコール共生病院をどのような病院にしていきたいと考えていますか。

西本)「働いているスタッフが職場を自慢でき、胸を張って家族や親しい友人に紹介できる病院にすること。」これが最大かつ1日も早く到達すべき目標です。この目標が達成された時、アンコール共生病院はシェムリアップの多くの人々に必要とされ、この病院で働くことがカンボジア人にとって一つのステータスとなるポジションを確立しているだろうと想像しています。

アンコール共生病院がシェムリアップとカンボジアの健康を支え、雇用を促進し、社会に貢献する。夢はでっかく、シェムリアップを代表するリーディングカンパニー。なんて。笑

シェムリアップの人々の心に常に在り続け、人々の孫の代まで誇りに思ってもらえる病院になれるよう、一歩ずつ、毎日の信頼の積み重ねを一番大切にしています。

Q6.カンボジアに来て生活面で困ったことはありましたか。

 幸い多くの仲間、特に日本語が話せる現地のスタッフに支えられているおかげで、生活面でも困ったことはありません。むしろ私のような日本人が来て困っているのは現地のカンボジア人の方ですから、迷惑をかけている以上にリターンをしなければならないという気持ちが強いです。

 リターンは目先のお金ではなくその人の良い未来。いつの日か「あの時、西本さんと一緒に働いていてよかったな」と思ってもらえることを信じで、毎日迷惑をかけ続けています。笑

Q7.最後にカンボジアの好きなところを教えてください!

本っっっっ当にないです。全然好きじゃない。(頑張って30分は考えました。)
米ドルで貯金や定期預金ができるところくらいでしょうか。
好きではないですが、自分が居た方が良い気がしています。それが私の原動力です。

  (ゴミ拾いには厳しめ。)

長岡)いかがだったでしょうか。なんだかものすごく先の先まで考えているのが少しだけ分かったのと、本当に西本さんは、「カンボジアが好きとか嫌いとかじゃないんだ・・・」ということが最近よく分かってきました。笑

私もこれからのボランティア活動で、少しでもカンボジアの人々に貢献できるよう引き続き頑張ります!!

シェムリアップにはアンコール共生病院もあり、西本さんや頼りになる現地のスタッフがたくさん居てくれるので私も常に安心です。日本の皆さんもコロナ明けの海外旅行先にシェムリアップをお考えください。笑

皆様今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう。

2023.07.13痙縮(けいしゅく)について​

痙縮(けいしゅく)は​
「脳卒中」、「脊髄損傷」、「脳性麻痺」​

などの脳や脊髄の病気やケガの後遺症として​みられる症状であり、手足が動きにくかったり勝手に動いてしまう状態のことです

例えば日常生活の中で下記の症状にお困りではありませんか?

・歩行・着替えなどが行えない・行いにくい​
・手首や指が曲がって物がつかみづらい​
・体にしめつけ感や痛みがある​
・踵が地面に着かず杖がないと歩けない​
・つきっきりの介護が必要​

当院脳神経外科では『痙縮(けいしゅく)』に対して保険診療で治療を受けて頂くことができます。

​毎週水曜日 午前9:00~11:30/午後14:00~16:30​

脳神経外科 安達医師​

他院かかりつけの方は可能であれば紹介状をおもちください。(必須ではありません)
当院脳神経外科はご予約の上、受診いただくと待ち時間を軽減できます。

ご予約は当院代表番号『048‐541‐1131』までご連絡ください。

2023.07.13カンボジアでのボランティア、1ヶ月が経ちました。

日本の皆さんこんにちは。
こちらカンボジアよりアンコール共生病院(AKH)の西本です。

2023年6月1日より当院でボランティアスタッフとして活動している、長岡花梨さんのブログ更新が更新されました。
カンボジアに来て1ヶ月の生活と心情の変化を聞いてみました。
日本とのギャップに戸惑いながらも日々奮闘する、長岡さんのリアルな感想をぜひ最後までご覧ください!!

Qカンボジアに来て1ヶ月が経ちました。率直な感想や今の心境を聞かせてください。

 カンボジアに来て1ヶ月。初めての経験で慣れない環境、日本とカンボジアの仕事のギャップ、家族や友達とすぐに会うことのできない状況・・・1ヶ月が早くも感じましたが、正直長く感じる事の方が多かったように思います。しかし見たこともない料理を食べてみたり、日本での当たり前が当たり前ではないと実感できたりと、周りの方々のおかげで毎日学ぶことが多く、新鮮かつ楽しい日々を送ることができています。

日本では毎日が慌ただしく過ぎていましたが、カンボジアではゆっくりと時間が流れている気がして、日本では後回しになっていた読書や映画鑑賞をする時間もあります。自分時間が増えたことは、ストレスなく自分のペースで生活できているのかなと感じます。

まだまだカンボジアでの生活は始まったばかりですが、クメール語や英語も勉強を続けてもっと自分から周りの人とコミュニケーションをとれるようになりたいと思っています。

7月も楽しく!新たなことに挑戦しながら沢山の事を学んでいきたいです!!

 

Q日本での生活との違いや体調の変化などがあれば教えてほしいです。

 私はアンコール共生病院の寮(元気館)に住ませてもらっているので、設備がとても整っていて日常生活を過ごす中で困ることは特にありません。

日本との違いは、トイレの紙をカンボジアでは流さずゴミ箱に捨てるのですが、最初はそれがなかなか慣れなかったです。また私はクーラーが苦手なので、日本では夏でもほとんどクーラーを使っていなかったのですが、カンボジアは暑くて虫も多いので今は窓を開けることがほとんどありません。クーラー生活はつけると寒いし消すと暑いしで、最初は体温調整に苦労し体調を崩しがちでしたが、今では暑さにも慣れて体調良く生活が出来ています。

 

Q休みの日は何をして過ごしていましたか。

 カンボジアは私が想像していたよりもおしゃれなカフェが沢山あったので、カフェ巡りをして読書をしたりしています。他にはカンボジアで出来た日本の友達と村に行って遊んだり、部屋でネットフリックスの映画を観たりして過ごしています。カンボジアには自然も遺跡も魅力的な場所がたくさんあるので、1年の間に思う存分堪能できたらいいなと思っています。

 

Qこの1ヶ月で最も印象に残っている出来事を教えてください。

 この1ヶ月で最も印象に残っている事は、日本からの歯科ボランティアで来た方々との出会いです。ちょうどその頃、私は日本とカンボジアの病院での仕事に大きなギャップを感じており、「自分で考え自分で行動を起こさないと何も出来ないまま日本に帰ることになってしまう」と思っていました。しかし実際には何をどう考えればいいのか、結局自分は何がしたくて日本から来たのかがよく分からなくなっていました。

そんな時に歯科ボランティアの方々に同行させてもらい、日本から来た様々な職種の方々から沢山の考え方を知りました。そこからこの1年間のボランティア生活で自分が何を目標にしているのか、その目標を達成するためには何をするべきなのか、を考えるヒントを教えてくださいました。

日本から来た皆さんが、自分の仕事やカンボジアとの関わりについて本当に楽しそうに語っていたり、実際に活動されている姿を直接目の当たりにしたおかげで、今の自分にとっても何が大切なのかに気が付けた実感がありました。

その自分の「気付いた感」に一番の印象を覚えています。

あともう1つは、カンボジアに来て初めて自分の部屋にサソリが出ました。怯えながらも1人で退治したことは一生の思い出です。笑

 

Qご自身のボランティア活動の進捗状況はいかがですか。

 カンボジアでの活動の第一歩。子どもたちの健康を支援する活動として、7月から月に一度、共生の家(児童養護施設)の子どもたちの身長・体重測定、視力検査、聴力検査を実施する計画を立てました。

日本では当たり前のように効率よく行われる健康診断ですが、いざ自分がやってみるとすごく時間がかかってしまったり、なかなか思うように進まなかったりと、最初の活動としては反省点ばかりでした。8月はその反省点を改善して活動ができるよう、新たに準備中の段階です。

また、共生の家の子どもたちの生活習慣をもっと詳しく知るために、7月中に共生の家でのお泊まり会を計画中です。

小さな1歩の繰り返しですが、周りの方のおかげで少しずつ自分の思い描く活動が進んでいると感じています。

 

Q日本で想像していた「ボランティア」に対する考え方に変化はありましたか。

 日本に居る時は「子どもたちのために自分にできることをしてあげたい」と、子どもに対する支援を考えていました。しかし実際にカンボジアの現状を自分の目で見たり、話を聞いて知ったことから、「本当に必要なのは子どもに直接支援をすることではなく、子どもを導く大人への支援や指導が必要なのではないか」と思いました。

大人への支援が、巡り巡って子どもに対する良い支援に繋がるのではないのかと感じました。

「ボランティア」という言葉には、私が相手に何かを与えるという印象が強かったですが、実際には私が学ばせてもらったり、気付かせてもらったりすることが多く、逆に与えてもらうことばかりだなと感じています。

ボランティアとはどちらか一方が何かを与えるだけで完結するものではなく、お互いに与えるものと受け取るものがあり、その過程で双方が一緒に考え、良い未来を創り上げていくものだと感じました。そしてそれは決して短期間で出来上がるものではなく、お互いに良い信頼関係を築き続けることが根底にあるのだと思います。

 

Q 7月の目標をここで宣言してしまいましょう!!

 7月の目標はまず、8月の子どもたちの健診の準備を整えること。そして、子どもたちの健診結果からさらに自分にできることを探すことです。そして何より、健康に過ごします!!

 

Q最後に、日本で応援してくれている家族や友人に一言。

 日本に居る家族や友達が応援してくれているおかげで、1ヶ月経った今でもカンボジアで楽しく過ごせてます。本当にありがとう。そして、カンボジアでも沢山の人たちが支えてくれているおかげで、何不自由なく毎日楽しく過ごせています。もちろん寂しくなる事は沢山ありますが、周りの人への感謝を忘れずこれからも頑張るので、変わらず見守っていてください(^^)

📸6月のハイライト📸

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

2023.07.11レントゲンで QA 

こんにちは! 

月1ほどの不定期で放射線科の情報をブログという形であげていますが、 
今回は趣向を変えて、レントゲン撮影時に患者さんが疑問や不安に思っていることを、この場を借りて紹介します! 

少しでも患者さんに疑問の解決や安心に繋がればと思います😊 

Q なぜ痺れや痛みのある手や足ではなく、首や腰を撮影するのでしょうか? 

A. 手または足を支配している神経の通り道で何かしらの障害を受けていると予想しているからです。 
大きな神経が通っている背骨から、手や足への神経が伸びております。 
例えば腰の背骨(腰椎)にヘルニアがあった場合、その付近を通る足の神経領域に痺れや痛みといった症状が出ることがあります。そのため、症状によっては首や腰の確認が必要となります。 

Q なぜ同じ部位なのに立った状態や寝た状態で撮影するのでしょうか? 

A. その撮影する部位に対して『体重が加わった状態』と『体重が加わっていない状態』を比較したいからです。 
同じ撮影部位でも撮影する方法や方向を変えることによって、より痛みの原因がわかりやすくなります。 

Q レントゲンやCTを来週も撮る予定ですが、被ばくによる問題はないのでしょうか? 

A. 問題はございません。 検査で使用している放射線の量は、人体に対して直ちに影響が出る放射線の量より遥かに少ないです。 
また、当院ではより高感度の最新検査機器を用いることで、患者さんの被ばくする時間を短くすることと、放射線の量を少なくすることで被ばく低減に努めております。 

Q どのようなときに着替えが必要となるのでしょうか? 

A. ズボンや下着の金具が撮影する部位と重なる場合にお着替えを案内しております。 
例えば、腰椎の撮影でズボンのチャックがあると腰椎が評価しにくくなってしまいます。 

いくつか紹介させていただきましたが、他にも疑問に思ったことや不安な点がありましたら、気軽に放射線科スタッフに聞いてください😄