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2024.07.01レントゲン画像のAI診断について

レントゲン画像のAI診断について

こんにちは!
こうのす共生病院の放射線科です。

新しくこうのす共生病院に導入されたAIシステムの紹介をしたいと思います😊

近年何かと話題になっているAI技術ですが、皆さんの生活にも身近になっており、実際にAI機能を用いた機器や機能を利用している方も少なくないと思います。最近では、人間と同じように自然な会話ができるAIチャットサービスや、AI機能を用いて画像や動画、文章などを生成してくれるサービスも有名ですよね。

今回この記事を作るにあたって調べてみましたが、多くの業界でAI技術が活用されていて本当にびっくりしました😳(物流・飲食・金融・保険などなど)このように分野問わず様々な業界で活用されているAI技術ですが、医療業界も例外ではありません。

当院においても移転と同時に更新・新規導入したCT装置・MRI装置にも検査時間の短縮や画質の向上などを目的としたAI機能が入っています。

そして令和5年度より、胸部X線画像に対して読影をサポートするAIシステムである『EIRL Chest Nodule』を導入しました😊

胸部X線画像は、簡易的に撮影できるほか様々な情報が得られるため、健診や入院時、肺の疾患が疑われる場合などさまざまなシュチュエーションで撮影されます。しかし、1枚の胸部X線画像には〔肺・心臓・動脈・静脈・肋骨・横隔膜など〕というような様々な臓器や組織が含まれ重なって描出されているため、その中から異常な所見(腫瘤や炎症など)を見つけるためには、時間や集中力が必要となります。

今回導入したシステムは、撮影から数分後にはAIシステムが自動解析を行い、異常な所見があった箇所に赤枠のマーキングをした解析画像が作成されます。

このシステムにより1日何十枚もの胸部X線画像をみている医師の補助につながっています。

これからも今では想像もできない技術が開発・実用化されていくと思いますが、生活だけでなく一人一人の健康が豊かになる技術に期待してしまいますね🤩🏳️

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