2024.12.17MRIの着替えの豆知識

こんにちは!放射線科です‼🦴 

冷気が一段と深まり冬の訪れを感じる今日このごろ、お障りなくお過ごしでしょうか。 
最近寒くなり、ヒートテックをタンスから出す時期になりましたね🥶 

今回は冬になると一段と気を付けなければならないMRIの着替えについてお話していきたいと思います! 

MRIを受けたことある方はご存じかと思いますが、金属がないか執拗に確認し着替えにご案内します。
金属以外にも気を付けるものはたくさんありますが、今回は冬特有の気を付けなければいけないものを紹介します! 

それはカイロとヒートテック(機能性肌着)です!

カイロ 

カイロの中身は鉄粉が入っており、やけどする可能性もあります。 

また、もしも破けて鉄粉が機械に張り付くとMRI装置が使用できなくなる可能性もあります。 

なので、撮影部位のカイロだけでなく、全身のカイロをはがしてもらいます! 

ヒートテックなどの機能性肌着 

MRIは体温が上昇する仕組みがあります。

ヒートテックは吸湿発熱素材を使っていますので体温がだんだんと温かくなっていきます。

ぽかぽかと温かくなって汗をかくと、磁石の力によっておこる誘導電流と吸湿発熱素材によってやけどを起こしてしまう可能性があります。

また、機能性靴下🧦など、撮影部位によっては画像に影響が出てしまう可能性がありますのでなにかわからないことがあったら気軽に聞いてください(^-^) 

以上を踏まえてMRIの検査を受けるときは気にかけてみてください! 

※写真は、以前職員にお配りしたヒートテックです!

2024.12.14🌟「地域と共に生きる病院」――こうのす共生病院の挑戦🌟

私たちが目指すのは、ただの病院や介護施設ではありません。
治療やケアにとどまらず、人とヒトをつなぎ、地域と共に生きる存在
――それが「鴻愛会Social Goodプロジェクト」の目指す未来です。

「共に生きる」という理念のもと、私たちは地域住民と手を取り合い、「共に生きる地域」を築く病院モデルを全国に広げる挑戦を続けています。🌈

🤝 病院がつなぐ「おせっかい」の力

病院や介護施設の職員である私たちが地域に出向き、地域の方々の「得意なこと・好きなこと」や「困りごと・積年の想い」を伺っています。そんな中、当法人のプロジェクトメンバーが、おせっかいを通して地域と深く関わりを持ったエピソードを紹介いたします。

🌸「おせっかい」から笑顔が生まれたエピソード

🎙️ 駅ビルなんでも相談での出会い。長年、諦めていた「ラジオパーソナリティをしたい!」という想いへのおせっかい
 →過去のつらい経験を乗り越えつつ、二人三脚でラジオ出演に向けて練習しました。ラジオ局も快く協力してくださり、最終的にパーソナリティとして出演する夢が叶いました!

🥁 ポロっと「もう一度、太鼓をたたきたい」と話す、元太鼓師範の患者さまへのおせっかい
 → 当院の夏祭りでの演奏をご提案。プロジェクトメンバーのつながりから地域の太鼓教室に協力いただき、祭り実行委員会の調整も叶い、多くの観客の前で「太鼓をたたく」想いを実現できました!

👨‍🏫 「また人前で講義をしたい」と想う元教授の患者さまへのおせっかい
 → 「どんな講義をしたいのか」を一緒に考え、障害を持たれているからこそわかる障害学、かつ、患者視点の接遇について、に決定。当院の新入職員への講義を実現でき、当院にとっても多くの学びを得られました。

地域には、誰かの役に立ちたいという気持ちを持ちながら、どう行動すればいいか分からない住民がいます。私たちは、こうした「おせっかい住民」の力を引き出し、地域全体の支え合いの輪を広げる仕組みづくりを目指しています。

☝️これは、当法人のプロジェクトメンバーの想いが詰まった。「こうのす共生病院コミナス実装ドリームマップ」です。

❓️コミュニティナースとは・・・『毎日の嬉しいや楽しい』を一緒につくり心身そして社会的な健康やウェルビーイングに寄与する、誰もが実践できる行為・あり方です。私たちが地域住民と関わるうえで、最も大切にしている考え方の一つです。

商標登録:株式会社CNC
参照:コミュニティナースポータルサイト コミュニティナースとは

🌍 私たちが目指す未来――全国の地域医療モデルを変える挑戦

「鴻愛会Social Goodプロジェクト」の取り組みは、ただ地域内で完結するものではありません。
私たちは、「この活動を全国の”地域共生病院”が導入できるモデルケースであろう」と考えています。

📌 なぜ全国で必要なのか?

🏘️ 高齢化や地域医療の課題は、日本中で共通のテーマであるため

✨ 住民同士のつながりや互助を促す仕組みは、多くの地域で再現性のある解決策であるため

🏥 病院が住民と協力することで地域全体の健康を支えるモデルが、他の地域にも展開可能であるため

📅 進化するプロジェクトのロードマップ

  1. 体制構築とコミナスの実践(2023年11月-2024年3月)
    → 鴻愛会内でコミナスを育成し、病院や施設内、地域でのコミナス活動を開始します。
  2. 鴻巣にコミナスを広げる(2024年4月-2025年3月)
    → 我々が地域住民にコミナスを実践することで、地域の協力パートナーを集め、地域でのコミナス活動を定着させます。
  3. 鴻巣モデルを他エリアで展開する(2025年4月-2026年3月)
    → 鴻愛会が実践した取り組みを他の地域特有の課題に適応するカスタマイズ方法を提案し、各地の病院や介護施設で展開します。

🌟 あなたと共に描く「地域の未来」

私たちは、この挑戦を続ける中で、理想の地域医療モデルを共に作り上げる仲間を求めています。
私たちが思い描く未来は、こんな地域です:

🌈 誰もが孤立せず、困ったときには地域全体で支え合える。

🤝 病院が治療だけでなく、住民同士の「つながり」を支える存在になる。

🌟 地域住民一人ひとりが「誰かの役に立つ喜び」を実感できる社会。

この未来を実現するために、病院、介護施設、住民、企業、行政そして全国の地域医療機関と協力しながら進んでいきます。

 💌 最後に――私たちの想いに共感してくださる方へ

この記事を読んで、「鴻愛会Social Goodプロジェクトの挑戦に共感した」「一緒に未来を作りたい」と感じてくださった方がいらっしゃいましたら、それだけでとても嬉しいです。

この活動をもっと知りたい、見守りたいと思ったら、ぜひSNSをフォローしてください!日々の活動やプロジェクトの進捗をお届けします。

地域医療の未来を共に作りましょう🌟

「鴻愛会Social Goodプロジェクト」は、地域全体が健康で希望に満ちた未来を実現するための一歩を踏み出しています。この活動が全国の地域医療を変えるモデルケースとなり、日本中に「共に生きる」仕組みを広げていくことを目指しています。

どうぞ、私たちの挑戦を見守り、応援していただければ幸いです。🌸

2024.12.11当院のPRP治療を上海へ

上海の企業である上海元気医療科技集団有限公司より当院のPRP(多血小板血漿)治療を学びに
来院されました。

PRP治療とは

PRP治療とは、人間が生まれながらに持っている「自然治癒力」を活かした治療法です。
当院では、織田病院長を中心に変形性膝関節症に対する治療の選択肢として患者様へ提供しています。

上海の企業様より

今回、再生医療の基礎からPRP治療のプロセスについて詳しく説明させていただきました。
上海の企業様より「ぜひ一緒にPRP治療を上海でも行いたい」というお言葉をいただきまた。

最後に

当院で行う医療技術が国境を越えて評価される一例となりました✨今後も、世界中の医療発展に貢献できるよう努めてまいります。今後の活動にもぜひご注目ください!

2024.12.09シャローム病院 当院のスマートホスピタルを見学

シャローム病院システム部の方が、当院のスマートホスピタルを見学に来られました。

IT-BCP対策や診療報酬改定の際の対応、システム導入の際の課題を共有し、意見交換を実施いたしました。

当院病棟に導入している見守りシステムについては、シャローム病院ではまだ未導入であることから、当院の導入事例を参考にしたいとの意向が示されました。

ほかにも外来で使用しているAI問診、再来受付機、自動精算機、PHRなどの取り組みにも非常に興味を示されており、今後意見交換をしながら、共に埼玉県の医療の質・人材不足解消に向けたスマートホスピタルを目指していければと思っております。

2024.12.09カンボジアより特別ゲストが来院

本日はカンボジアから特別ゲストが来院され、当院の健診を受けられました。

当院はカンボジアに姉妹病院であるアンコール共生病院があります。

これまでのカンボジアブロクはこちらから参照ください。

2024.12.09台湾有名メーカー 当院のスマートホスピタルを見学

本日、台湾を代表する電子機械製造企業である聲寶股份有限公司(SAMPO)が、当院を視察されました。

SAMPO社では、高齢者が施設においても自分らしい生活を送れるよう、「健康」を最優先に、様々な取り組みを推進されていると伺い、深く感銘を受けました。

当院では、AI問診システムの導入により、患者様の問診時間を大幅に短縮し、よりきめ細やかな医療を提供できるようになりました。また、見守りシステムやバイタル入力支援システムの活用により、患者様の状態を24時間365日モニタリングし、離床の早期対応、バイタル変動の早期発見に繋げています。またPHRによる健康を意識したシステムの導入など取り組みについて、SAMPO社からは高い関心をいただき、活発な意見交換を行うことができました。

今回を機に、両社はアジアにおける高齢化社会における健康維持・増進という共通の目標に向けて、これから更なる連携を深めていければというお話になりました。

病棟から見える富士山を写真撮っていました!

2024.12.06ベトナムの名門病院 当院のスマートホスピタルを見学

2024年12月5日、ベトナムの名門病院Ngọc MinhのNGOC会長とMINH病院長が来院され、当院を熱心に視察されました。
特に、近年力を入れている医療DXの取り組みについて深い関心を示され、活発な意見交換が行われました。

両氏は、当院が導入しているAIを活用した問診システムに強い興味を示し、熱心にご覧になっていました。特に、病棟で活用している見守りシステムaamsでの活用に興味を示され、具体的な質問が数多く寄せられました。

今回の視察を機に、両病院が連携を取りながら世界の医療の発展に貢献できるよう進めていけたらと思っております。

2024.11.18こうのす共生病院職員紹介ファイルVol.1

当院の職員にインタビューしました🎤
●2024年4月 入職
●特定技能実習生 看護助手
●出身:ミャンマー
●行ってみたいところ:京都

どのような業務に携わっていますか?

おむつ交換、病室の整備、OPE出しの準備です。散髪やシャンプーにはいると自分もサッパリした気持ちになります。

看護助手になったきっかけを教えてください

元々、海外で働くことに興味がありました。レストランで働くのも良いな…。とも、思ってもいましたが医療や介護なら人と関わり勉強になると思い看護助手をえらびました。

学生時代の思い出を教えてください

ミャンマーでは英語を学び、さきたま国際学院では日本語を学びました。先生は教え方も上手で優しかったですし、楽しかったです。学校に通いながら、こうのす共生病院でアルバイトをしていました。

仕事中の嬉しかった
エピソードを教えてください

患者様が一緒に母国語に興味をもって勉強してくれました。「こんにちは」や「さようなら」など母国語で挨拶してくれたり、故郷を離れて毎日頑張ってえらいね!と励ましてくれたことは嬉しかったです。

特定技能実習生や看護補助者を
目指す方へメッセージをお願いします

自分の健康に気をつけて、一人だと寂しい時もあるだろうけど、細かいことでも楽しむ気持ちを大切にしてほしい。

最後に、一緒に働く仲間へ一言どうぞ♪

先輩が家族みたいに教えてくれて感謝です。ありがたい気持ちは言葉で表せないです。
ありがとう、いっぱい✨

こうのす共生病院では職員の働きがい、働きやすさ日本一を目指しています❤️‍🔥これからも当院のロールモデルを紹介いたします🎤

2024.11.15台湾視察のご報告

こんにちは。

当院はAIやICTを積極的に導入するスマートホスピタルを目指しており、様々な取り組みを行っておりますが、
台湾の病院の医療DXがかなり進んでいるということで、先日視察するために台湾へ行ってきました。

高雄秀傳記念病院へ訪問

まず私達が訪れた病院は、これからオープンする高雄秀傳記念病院でした。

高雄秀傳記念病院を運営する秀傳医療は台湾に本部を置く病院グループであり、台湾全域に8病院、3600床を有している大きなグループになります。

11月にオープン(開院)するということもあり、院内はとてもきれいでした。

受付周辺には、日本の病院にある再来受付機、呼び出しモニタなどは当たり前のようにありました。

検査装置は日本のメーカーが沢山設置されていました。

日本の病院は、検査を受ける際各検査の受付に案内カードを提出し番号で呼び出される運用ですが、
台湾では各検査室の前にこのようなモニタが設置されており、患者様がマイナンバーカードのようなカードを装置に読み込ませると検査のチェックインができる仕組みが一般的だそうです。なかなか日本では見られないシステムでした。

薬局では、処方された薬剤がどこに保管されているか、また引き出しの中のどこにあるのか赤いランプで教えてくれるシステムもありました。このシステムにより、探す時間や間違って違う薬剤を渡ししてしまうリスクも防げるということで、医療安全面でもかなり進んでいました。

秀傳南平病院へ訪問

台南から対中へ移動し、秀傳南平病院へ見学いたしました。

病棟には、日本では見ないくらいの大きなナースカートがあり、電子カルテ、配薬BOX、ラベル印刷、バーコードリーダーなど一式がナースカートに乗っておりました。

看護師が作業するナースステーションのスペースは限られており、セル看護が実施されておりました。見学した際にはナースコールが一切鳴らず、看護師が近くにいて看護するという習慣があるようです。

病院の前には大きな公園があり、地域と一体感があり、地域の方々の健康と安心を与える存在である病院と感じました。

新光病院へ訪問

訪問すると、まずデジタルサイネージに私達を迎え入れる表示がされていました。先の秀傳南平病院でも同じように表示されており、台湾ではこのようにおもてなしの習慣があるようです。

新光病院での受付には、患者様を案内するボランティアスタッフがたくさんいるようです。このボランディアスタッフは新光病院の患者で、病院への恩返しでボランティアをしているとのこと。

健診では患者様一人ひとりにタブレットを渡し、測定したデータが即座にタブレットに表示されるシステムがありました。そのため、フロアには用紙が一切なく、このシステムにより当日検査説明まで出来る1日完結型の健診がなされていました。すぐに結果がわかり、患者の健康をしっかりと支援しているとのことです。

まとめ

今回台湾にて3個所の病院を視察してきました。

日本にはまだ展開されていないシステムが多数あり、そのシステムを日本に輸入するとさらに医療DXが進むであると感じました。

しかし当院は積極的に患者様の病院滞在時間を少なくするサービスや、AIなどを活用した医療支援、職員が働きやすくなるシステムがたくさんあり、
今度台湾の方が当院に来られた際には、日本の医療DXを紹介し、驚かせることができればと思っています。

2024.11.05外来患者様 満足度調査の結果報告 


2024年7月16~30日の期間、当院で523名の患者様にアンケートへのご協力をいただきました。お忙しい中ご回答いただき、心から感謝申し上げます。

アンケートを通じて、当院の利用状況や患者様のご希望、改善すべき点をしっかりと把握し、患者様にとって信頼できる病院であり続けるために、皆様のお声を反映させていきます。また、皆様にご満足いただいている良い点は今後も大切に守りながら、安心してお過ごしいただける病院づくりを目指してまいります。これからも、皆様とともに歩み続け、より良い医療を提供するために全力で努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

外来患者様アンケート結果はこちらから