2021.08.11病棟リハビリスペース

こんにちは。

これまで、武田双雲の書物、通所リハ、売店、診察券などご紹介してきましたが
今回は病棟のリハビリスペースをご紹介したいと思います。

1階(外来エリア)にリハビリスペースがあるのは通常の病院では当たり前かと思いますが
当院には、入院している方がすぐリハビリが出来るように入院している階にリハビリスペースを配置しています。

3階リハビリスペース
4階リハビリスペース

お風呂に入る練習や台所で家事を行う練習ができる器具もあります。

 

それだけではなく屋外リハビリテラスもあり、太陽や風を感じながらリハビリが出来ちゃうんです。
天気が良い日はとても見晴らしがよく、新幹線も見ることが出来ます。

入院生活はつらいものがありますが、こうしたちょっとしたところで入院生活にプラスαな幸せを感じていただければと思っています。

2021.08.03診察券が変わりました☆

新病院へ移転し、このお知らせでも紹介してきましたが規模や設備など様々なものが新くなりました。
今回ご紹介するのは・・・コレ!

診察券です!
デザインがリニューアルされました!
以前のものに比べるとかなりオシャレです!

財布に入れてもちゃんとロゴマークと病院名が見えていますね!

新病院に似合う診察券ですね!
デザインを考案していただいた方々ありがとうございます!!

2021.07.26売店・カフェスペースでゆっくりできます

こんにちは。

新病院になり、3ヶ月が経とうとしています。既に病院に来られた方はお気づきかと思いますが

当院には皆様がご利用いただける「売店・カフェスペース」のエリアがございます。

お飲み物はもちろん、おにぎり、サンドイッチ、お弁当、お菓子、アイス

カフェスペースにはお湯や電子レンジのご用意もしておりますので、購入した物をカフェスペースで飲食することもできます。

 

付き添いに来られた方がホッと一息ついたり、

入院生活で足りない物の購入を売店でされる方が多いです。

もし、「○○の商品を置いて欲しい」などありましたら職員までお申し出ください。

病院とは思えないくらいのおしゃれな空間で、すごい気に入っている場所の一つです。

ご来院の際には、一度足を運んでいただき、雰囲気やどのような商品が揃っているか見ていただけたら幸いです。

場所は総合受付の奥にございます。よろしくお願いいたします。

2021.07.20デイホスピタル パプリカ体操

はじめまして。デイホスピタルを担当している原です。

当院では新病院から介護保険を利用した短時間通所リハビリテーションを開設致しました。

利用時間は約70分と、短い時間で様々なリハビリテーションをご提供させて頂いております。

見学も随時しておりますので、ご連絡をお待ちしております。

さて、話が変わりますが、ついにオリンピック・パラリンピックが開催されますね。

(投稿した時は開催中かもしれませんが・・・)

1年越しの開催・・・

コロナ渦の中での開催になることに対して、様々なご意見があるかと思いますが、日本選手が活躍してもらえることを願うばかりですね。

今回のオリンピック・パラリンピックの応援ソングとして「パプリカ」があります。

デイホスでは、少しでもオリンピック・パラリンピックを感じ、盛り上げるため、「パプリカ」の曲に合わせた体操を考案致しました。

体操の内容はリハビリテーション専門職が考え、全身に対して効果が出る内容にしています。

自宅などで「パプリカ」の曲が流れたときに、ちょっとでも動いてもらえるように・・・

いつか2020大会が懐かしくなった際に、「こんな体操をしたなぁ」と思い出してもらえるように・・・

少しでも2020大会が良い思い出になればと願っています

これからも こうのす共生病院を宜しくお願いいたします。

2021.07.17「共に生きる」

当院正面玄関に新たな病院の顔となる作品が登場しました!

「共に生きる」

ダイナミックな作品で迫力がすごいです!
当院の名前でもあり、当院が目指す患者さま・ご家族さまに寄り添い、地域に密着した医療の提供を表現した作品になっています。
作者はあの有名な武田双雲先生です!ありがとうございます!

皆様も来院する機会がありましたら、ぜひ観ていただければ幸いです!

2021.07.09みなさまの願いが叶いますように

7月7日は七夕でした。

伝説では一年に一度だけ織り姫と彦星が天の川を渡って会うことのできる特別な日です。

関東は梅雨の真っ只中

今年もあいにくの天気が続いていました。

2021年はどうなるか・・・

今年の七夕も「曇り」でした。

過去を思い返して見ても

晴れていた記憶があまりないように思います。

「goo天気」というサイトで熊谷気象台の15時基準で過去60年間の天気を調べてみました。

あめ➡14回

曇り➡32回

晴れ➡13回

雷 ➡1回

織り姫と彦星の二人が会えた晴れた夜空の確立は20%・・・少ないですね。

曇りが半数を占めました。

しかし、一説には七夕の日の天気が曇りで、天の川や空の星が見えない場合は、一年ぶりに会えた織り姫と彦星が、他の人に見られないように隠れるためという・・そんなお話もあるそうです。そうあってほしい・・・ですね。

当院でも7月7日の昼食は「七夕」献立をご提供致しました。

そうめんを天の川にみたて、千切りにしたキュウリや錦糸卵を盛り付け、星型ニンジンを飾りました。

皆様の願いが叶いますように ☆彡

2021.07.02カンボジアで役に立つ喜び

みなさんこんにちは。お久しぶりです。

こちらカンボジアより、アンコール共生病院(AKH)の西本です。

あっという間に6月も終わっていきそうですが、私もカンボジアに来てもう半年が経ってしまいました。

日本はそろそろ夏を意識する頃でしょうか、デング熱やチクングニア熱を心配する必要がないというのも少し懐かしく思えております。笑

コロナやオリンピックで落ち着かない日々がまだまだ続きそうですが、どうか皆さん健康には気を付けて、withコロナ時代をゆっくり進んでまいりましょう。

さてカンボジアのCOVID-19事情はというと、1日の陽性者数が600人前後という状況がここ1~2ヶ月ほど続いています。

病院のあるシェムリアップでも徐々にその数は増加傾向で、市場が閉鎖されたり地区全体がレッドゾーンに指定され出入禁止となっています。新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し2年目となりましたが未だ社会は不安定であり、医療者としてだけでなく生きる一人の人間としてその変化への適応力が試されているように思います。

しかしそんな中でも私たちが常にやるべきことはシンプルで、感染予防と体調管理(特に心の)に限られるのではないかと感じます。

そういえば少し前ですが、ちょっと嬉しい事というか、想定外に「こんなところでもカンボジアの人の為になるのか」と思ったことがあるのでシェアさせて下さい。

当院AKHには救急車が2台ありますが、どちらも日本からお譲りいただいたもので海を越えてやってきました。

ちなみに一台が右ハンドル、もう一台は左ハンドルです。当たり前ですが救急車内の様子もJapanese styleで、スイッチひとつから何でもかんでも日本語表記となっています。

そんな日本製の救急車を日常的に使用しなければならない当院のスタッフは、分からないなりにも触ったり慣れたりして、使い方を理解しているということです。

以前にも話したことがありますが、カンボジアでは日本の119番みたいなシステムが日常的に普及していません。

救急救命士という職業も確立されておらず、救急車の取り扱いは主に医師と看護師とドライバーで行われています。

私もスタッフにもっと詳しく教えてあげたいとは思っているのですが、まず自分がゼロから勉強するところから始まるので、どうしても後回しになっています。

そんな私の懺悔はさておきですが、実は先日カンボジア政府軍の救急車が当院に来る機会がありました。

そしてその時見た政府軍の救急車が、なんと右ハンドルで日本製のものでした。少し調べてみるとつい最近も日本政府より30台の救急車がカンボジアに寄贈されており、これまでに計70台以上の救急車が日本からカンボジアに渡っていることを知りました。

ただその時病院に来た軍関係者は、救急車の使い方をあまり理解できていない様子でした。

時間は19時を過ぎており、これから患者をプノンペンまで5〜6時間かけて搬送する予定でした。患者を引き渡すわずかな時間ではありましたが、当院のカンボジア人看護師とドライバーが軍関係者に救急車内の使い方を教えていました。

心電図モニターの電源はここで、ここを押すと血圧が測れて・・・

このボタンを押すと赤いランプが点灯し、このボタンでピーポーを鳴らす・・・

どこか誇らしげに軍関係者と話す当院のカンボジア人スタッフを見て、私は嬉しくなりました。

「君たちは今、軍の偉い人にとってすごく役に立つことをしているんだぞ!!」

なんて心の中で叫んでおりましたが、それと同時にこのような形でも我々の病院がカンボジアの為になるんだなと気付きました。

救急車をたくさん贈ることよりも、やはり技術支援が難しい。

村に学校を作っても、良い先生と良い環境を維持するのが難しい。

私の持論では教育とは文化ですから、一時的に腕利きの誰かが居るだけではダメなんですね。

そういう意味で、私がやろうとしている「リーダーを育てるという教育支援」はやっぱり間違っていないのではないかなと、自分にとって少し自信となる一場面でした。

AKHで働いたスタッフであればカンボジアのどこへ行っても重宝され、人の上に立ち未来のカンボジアを引っ張っていく存在になって欲しい。

その想いだけで今は種まきどころか、土を掘り起こすことから始めています。

きっとまだまだ長い年月がかかりますし、全部の種から芽が出ないことも知っています。

でもやはり日本の医療者として正式にカンボジアにいる以上、その最大の意義はカンボジア人に対する教育支援なのだと。

「カンボジア人をちゃんと教育できるカンボジア人を教育すること」だと、それで間違いないなと、経営者視点をやや疎かにしつつも実感しました。笑

またそう考えたら、日本の病院スタッフにとっても、カンボジアから役に立つことがたくさんあると思いました。

今の日本の医療は非常にセンシティブで、常にピリピリしているストレス超大国です。

そんな中では自分の良いパフォーマンスを維持するのが非常に難しい。

その問題を解決する為には、皆がそれぞれ己の心を満たす必要があります。

みなさんもうすぐボーナス時期ですが、お金でその心は満たすことができません。

一時的に満たせても、すぐに空っぽになってしまいます。

じゃあ何で満たすのか?

「人の役に立ったという経験や感情がその人の心を満たします」

日本の病院で働く人であれば、絶対に誰でもカンボジアにとって役に立つ存在です。

医療職とか事務職とか清掃員とか関係ありません。

年齢も職場の経験年数も全く関係ありません。

日本の病院で毎日一生懸命働く全ての人が、カンボジアの役に立てるのです。

そう考えると今の私が日本にできることは、日本人が役に立つ場面をカンボジアからたくさん作ること。

最近はそんな使命感みたいなものも、少し湧いてきました。

やりたいこと、やらなければいけないこと、たくさんありますが、少しずつ一つずつ、理想を形にできるよう努力したいと思います。

いつもこのブログを見てくださり、私の考えに少しでも共感してくださる方々とも、何か形としてお互いの心を満たすモノを、一緒に創り上げられたらなと思います。

今回はこんな感じで、

「人の役に立つことが実は自分の役に立つ」

という分かりにくい話でした。

日本の皆さん、西本まだまだ元気です。

またお会いしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2021.05.31

こんにちは。

最近、日差しが強い日々が続いておりますが、皆様体調はいかがでしょうか。

日中は暑く、夜は寒いので風邪をひかないよう注意が必要です。

しっかりと食事を摂り、偏らない栄養を摂取しましょう。

昨日の雨上がり、病院から空を見上げると虹が架かっておりました。
皆様ご覧になりましたでしょうか。
こんなにはっきりと見える太い虹は初めて見ました。
しかも写真ではわかりにくいですが、二重の虹(タブルレインボー)なんですよ!!!

大人になっても虹を見るとココロが穏やかになり、なんだかうれしくなりますよね。

皆様と共有したく、写真を載せておきます。


本日も笑顔で仕事をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

2021.05.28キレイな病院と環境整備

みなさんこんにちは。

こちらカンボジアより、アンコール共生病院(AKH)の西本です。

気が付けば5月中旬!!

私もカンボジアに来てもまもなく半年になりますが、
今は一日が終わるのをものすごく短く感じています。

カンボジアもコロナ感染者が激増しており、
シェムリアップの街もロックダウンとなりました。

移動や生活に必要な行動も即日厳しく制限され、
その辺りからも日本とは大きく違うお国政策を感じます。

それはそうと、こうのす共生病院の皆様、
新病院移転おめでとうございます!!

このブログを見てくれる共生病院の方もおられるとのことで、
この場をお借りしてお祝いを申し上げます。

それにしてもいいですね、新病院。

綺麗な病室と明るい廊下、そして最新の医療機器。

「環境」というのは働く職員にとってもそうですが、
それ以上に患者さんへの影響が大きいと私は思います。

暗くて汚い部屋では美味しいご飯も美味しくないし、
やる気も元気も出なかったり、治る病気も治りません。

ここで突然ではありますが、
皆さんの中学・高校時代を少し思い出してみてほしいです。

期末テストの期間中や受験勉強など、
自分の部屋で勉強をすることがあったかと思います。

でもいざ本格的に勉強を始めようとすると、
無性に部屋を片付けたくなったりしませんでしたか?

やる気満々で机に向かってはみたものの、なんか周りが気になる。
気になったところを片付けたら、また別のところが気になる。

最終的にはベッドの位置から本棚の整理まで大仕事。笑

結局1日目は部屋の片付けだけで終えてしまい、
テスト勉強は明日からなんて経験はありまでしたか?

余談になりますが実はこれ、カンボジア人もそうみたいです。
(カンボジアに行ってまで西本は何を聞いているのでしょうか)

勉強する前に部屋を片付けたくなってしまうのは、
日本人もカンボジア人も同じみたいですね。

なにが言いたいかというと、

「皆さんも勉強に向き合える環境が必要だった」

ということなのではないでしょうか。

そう考えると患者さんにも当然、

「治療と向き合える環境が必要」

なんだなと思って私はいつも働いています。

そういえば看護学生時代に最初に習ったのも、
病室の環境整備だったりします。

ナイチンゲールも著書の1ページ目で、
とにかくまず部屋のカーテンを開けろ!と言っていたような記憶があります。

学生の時はよく意味も理解せず聞いていたことですが、
年月を経てハッと心に響くことってありますよね。

私がこの考え方に気付いたのは看護師6年目くらいでした。

それまでも病室の環境整備はちゃんとやる方の看護師でしたが、
見た目のキレイや衛生面だけを意識していたので少し違いますね。

「患者さんが病気や治療に前向きになれる環境が必要」

そしてそんな環境を作るお手伝いをするのが、
看護師の環境整備なのかなと1つの答えにも辿り着きました。

しかし働いていると時々、部屋の片付けを断固としてお手伝いさせてもらえない患者さんもおられます。

そんな時にどんな対応ができるのか、上手く対応が出来ないスタッフに、
どんなアドバイスができるのかが看護師の腕の見せ所ではないでしょうか。笑

こうのす共生病院が新しくなったからという訳ではありませんが、
今回は「環境」に関するちょっとしたお話を私なりにしてみました。

なんだかこのような話をしていると、
全然カンボジア感がないですよね。

私ももっと見た目にインパクトのある日本とカンボジアの違い!!
的なブログを書きたいと考えてはいます。

でも今は日本とカンボジアで違うところというよりも、
「日本でもカンボジアでも変わらないこと」を感じることがとても多いです。

言語が違っても、学んできた内容が違っても、
健康に不安がある人への対応はそんなに変わりません。

だから働く国が変わろうと、病院が新しくなろうと、
私たちのやるべきことは今までと変わらないと思います。

最新の医療機器を使ったからといって自分の技術が上がる訳ではないし、
むしろ機械に助けられる部分が増えるので自分は退化してしまうくらいです。

こんな所からもやっぱり私たち医療人は、一生勉強なんだなって思ったりもします。

あ、そういえば1つ、日本との大きな違いを思い出しました!!

当院AKHにはCTスキャンがありません。

CTを撮りたいと思ったら市内の病院に行きますが、
30分から1時間くらいはかかってしまいます。

そしてさらにさらに、MRIがシェムリアップにありません。

MRIを撮るにはプノンペンまで、
救急車で5~6時間走る必要があります。

そんな時、救急外来に「頭が痛い」と高血圧のおばあちゃんが来たら皆さんどうしますか?

西本はゾッとします。

できればそのおばあちゃんには、
ただの寝不足か二日酔いであって欲しいと願います。

でも脳梗塞だったらどうしようとか、くも膜下出血だったらどうしようとか、
髄膜炎ってAKHで治療できるっけとか、いやいや頭だけに囚われていたらダメだとか。

医師の真似事をしているつもりは全くありませんが、
正直これが今の私のリアルです。

自分に足りない物が多すぎる!!

でも、焦るだけではもっと意味がない。

日々勉強。

またまた今回も最後は私のちょっとしたお悩み相談になってしまいました。笑

相変わらずの手探り状態もみくちゃ状態ではありますが、
西本も何とかやっていますので皆さんもどうかお身体には気を付けて。

それではまた次回お会いしましょう。

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

2021.05.12開院・診療開始しました

ご報告が遅れて申し訳ありません。

このたび医療法人社団鴻愛会こうのす共生病院は、鴻巣市本町から拠点を移し、鴻巣市上谷にて診療を行っております。

近隣の皆様のご理解とご協力により、患者様の移送も何事もなく無事終わり、

外来もスタートして数日が経過しました。

 

まだまだ課題点が多く、皆様にはご迷惑をおかけしており大変申し訳ございません。

少しでも早く、満足いただけるような診療やサービスを提供できるよう

院内を整備し、安心して来院していただけるよう努力していく所存でございます。

 

これからも鴻愛会こうのす共生病院をよろしくお願いいたします。