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2024.08.11病院で働く救急救命士

病院で働く救急救命士

はじめまして!EMT/DA(イーエムティー/ディエー)科です🚑
私たちはEMT(救急救命士)とDA(医師事務作業補助者)という2つの有資格者が混在した科となっています。高次医療機関と言われる大学病院や総合病院では、救急救命士や医師事務作業補助者が多く採用されていますが、当院のような200床未満の中小規模病院では、なかなか見かけない職種だと思います💡

今回は救急救命士ってどんな資格?をはじめ、より多くの方に救急救命士について知って頂きながら、中小規模病院で働く救急救命士の業務について説明させていただきます✨

救急救命士とは?

救急救命士として最も多く知られている業務と言えば、救急車の中で救命措置を行うことだと思います。もっと具体的に説明すると、病院への救急搬送途上や、医療機関に到着し外来での診療を終える、または患者さんが入院するまでの間に救急救命処置を行う場合もあります。重度傷病者の生命の危機を回避する!それが私たち救急救命士のミッションです。そして、救急救命士の資格は厚生労働省が認定する国家資格となります。

救急救命処置とは?

救急救命処置にはたくさんの種類がありますが、救急救命士ができる手技についてスポットライトを当てて説明します。

これらの手技は、特定行為と呼ばれています。特定行為とは、医師からの具体的な指示を受けて実施できる医療行為です。救急救命士が特定行為を現場で行うためには、それぞれの研修を国家資格試験とは別に受ける必要があります。昨今、医師の働き改革のためタスクシフトという言葉が話題になっていますが、私たち救急救命士だけでなく、看護師や放射線技師など様々な職種でもこの特定行為として行える手技の幅が広がりつつあります。

救急救命士が活躍している仕事

救急救命士=消防に属して救急車に乗っている。をイメージされる方が多いとは思いますが、私たち救急救命士は様々な業種で活躍しています💓ちなみに病院によっては救急車を保有している施設もあり、その場合は病院勤務の救急救命士が救急車に乗り搬送を行ったりしています。病院勤務の救急救命士は多様な働き方が求められることが多く、他院だと地域連携室に席を置く救急救命士もいるようです。

こうのす共生病院 救急救命士の仕事

  • 救急隊からの収容依頼の電話(HOTライン)対応
  • 初療室で救急搬送された患者さんの対応(血圧や体温などのバイタル測定の実施)
  • 院内トリアージの実施※
  • 院内急変患者さんの対応
  • 院内や関連施設での救命講習の実施
  • 近隣消防本部での勉強会参加
  • 近隣消防からの実習生受け入れ
  • 外来診療補助

※トリアージとは、患者さんの重症度緊急度を判断し、治療順位を決めること

先にお伝えした通り、当院では医師事務作業補助者と共に日々業務を取り組んでいます✊よって退院サマリー作成や電子カルテの代行オーダーなども学ぶことができます✨これは2つの有資格者が混在した科ならではの魅力だと思います。

これからも、わたしたち救急救命士の活動・取り組みについて発信していきたいと思います!こうのす共生病院のEMT(イーエムティ)ぜひ覚えてくださいね🎵

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