こんにちは🌞
感染管理認定看護師の竹入です😊
先日、鴻巣市が主催している「のすぱ」に7歳の息子とデートをしてきました✨
「のすぱ」とは、「こうのす」で食べる・買う・体験する・楽しむ!をコンセプトに、鴻巣のお店・作家さん・生産者さんたちと地域の皆さんとをつなぐイベントです。
https://kounosu-portal.jp/article/nosupa_kounosu
当院のグループ企業である元気村グループからもキッチンカーが出ており、フランクフルトを美味しくいただきました💛(息子は苺もチョコレートも食べないので選ぶものが大変です💦)
元気村グループの地域への貢献が、「のすぱ」でも行われていると知り誇りに思いました。
また、災害クイズを受けると保存食がいただける!という嬉しいイベントもありました。
阪神淡路大震災では水の復旧まで3か月もかかったそうです😐そして復旧後も下水道が滞っているため、すぐにはトイレを使用できない状況だったとのこと…
今回イベントを通して災害への備えが、いかに重要か再認識できました。
そこで!!私から
医療の視点で、災害への備えを皆様にお伝えしたいと思います🌼
災害時における感染症の流行
災害時にはインフルエンザやノロウィルス、新型コロナウィルス感染症が流行する傾向がみられます。これは、なぜなのか?被災地ではインフラが途絶え、手指衛生や清掃、消毒に用いる水の供給も断たれます。
いつもだったら健康のために行っていた日常の衛生管理も、儘ならない状況になり感染症が流行します。また、水がない=飲料水の確保を優先しなければなりません。
支援物資として送られる水は飲料用として優先的に確保する関係から、衛生管理のために使用できる水の量には制限が発生します。
そして、慣れない避難所での集団生活や、日々感じたことのない不安はストレスとなり免疫力を低下させる恐れもあります。
災害時における感染対策は日々の備蓄から
水の供給が滞ることを想定して、使い捨てられるものを備蓄しましょう。水がなくても使えるシャンプーやボディシート、歯磨き粉もドラッグストア等で見かけますので、備蓄しておくと、衛生管理に繋がります。
今は、使い捨て商品も環境に配慮した物が沢山あります。木製の歯ブラシもあるそうです🧐SDGsで掲げられている環境保護にも目をむけて備蓄商品を選びたいものです🌎
備蓄+日常使いの生活用品が災害時に役立つこともあります💡
ラップを日々使っているお皿に被せて使うことで、お皿洗いの回数が減らせたりもします。生理用品やオムツは吸水性が高く、養生テープで止めれば傷の止血などにも使えます。
予防接種を済ませましょう
・インフルエンザ
・麻疹(はしか)
・風疹
・水痘
・ムンプス(おたふく風邪)
・肺炎
などは、ワクチン接種をすることで罹患されても、症状軽減が見込めます。予防接種も「災害への備え」の一部となりえます。
避難を最優先に!災害時は命を守る行動を!
備えあれば憂いなし!いざという時に、慌てず命を守れるよう準備をしましょう。
外来の待合いに衛生用品準備チェックリストを、チラシでご用意いたしました。お見かけになられた方は、ご自宅で使って頂けると幸いです。