2025.09.10さくら記念病院、北里大学メディカルセンターが当院のスマートホスピタル(医療DX)を見学
8月20日にはさくら記念病院様、9月2日には北里大学メディカルセンター様より看護師の皆さまが、当院のスマートホスピタルの取り組みを見学にお越しくださいました。ご多忙の中、貴重なお時間を割いてご訪問いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
全国的に高齢者人口の増加が進む中でも、埼玉県は特にその伸びが顕著であり、医療現場では限られた人員で質の高いケアをいかに継続していくかが大きな課題となっております。特に看護師の皆さまは、診療報酬改定や施設基準に伴う記録業務が年々増加するなかで、業務効率化・タスクシェア・タスクシフトの推進が急務となっています。
当院では、そのような現状を踏まえ、システムやDXを積極的に導入することで業務の負担を減らし、患者様と向き合う大切な時間を確保することを目指しております。スマートホスピタルの構築は、単なる効率化の手段ではなく、「職員が少しでも快適に働ける環境を整えること」そして「患者様により安心で温かい医療を提供すること」の両立を実現するための取り組みです。
今回の見学を通じていただいたご意見や学びは、私たちにとっても大変貴重な財産となりました。今後も病院間の交流や情報共有を重ねることで、共に医療の質を高め、地域社会に貢献できる仕組みづくりを進めてまいります。
これからも「働く人に優しい病院」「患者様に寄り添う病院」を実現するために、スマートホスピタルの発展に尽力してまいりますので、引き続きご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2025.09.04🧑🌾こうのすえん 畑再生プロジェクト 活動報告🌱
鴻愛会SocialGoodプロジェクトの『こうのすえん』チームです!
地域の方々と畑づくりを通して、深くかかわっていくことを目指しています🌼
本日は農園にて草取りとオクラの摘芽作業を行いました。
じゃがいも掘りの後、鶏糞を撒いた区画には雑草がびっしりと繁茂しており、整備には少し時間がかかりました。
丁寧に草を取り除き、作物の成長に集中できる環境を作っています。
一方、里芋はこの夏の高温の影響で少し元気がなく、水分補給をしっかり行いながら回復を図っています。
かぼちゃは順調に実をつけており、収穫の日が楽しみです!
オクラも大きく育ちすぎたため、無駄な葉を整理し、今後の収穫に期待を持っています。
今後の予定としては、引き続き草取り作業を行いながら、大根や秋じゃがいもの植え付けを計画しています。
農園の様子や野菜たちの成長の様子は、これからも定期的に皆さまにお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに。
ボランティア募集
9月15日(月・祝)に草取りや整地などの畑作業ボランティアを募集しています。
どなたでも気軽にご参加いただけます。予約は不要ですので、当日直接お越しください。
作業で収穫できた野菜はお持ち帰りいただけます!
みなさまのご参加を心よりお待ちしております✨
2025.09.02台湾研修生、検査科での研修を無事に終了
当院では、2025年8月5日から9月2日までの約1か月間にわたり、台湾の医療系学校から3名の研修生を受け入れ、検査科で実習を行い、研修が無事に終了いたしました。
言語の壁を乗り越え、臨床検査の実践的な学びと理解
実習中は採血や検体の扱いをはじめ、心電図や聴力検査、超音波検査など多彩な臨床検査を実践的に学びました。
また、病棟の見学を通じてチーム医療の現場や検査技師の役割についても理解を深める貴重な機会となりました。
言語の違いを乗り越え、スタッフと研修生が翻訳アプリやジェスチャーを活用しながらコミュニケーションを取り合う姿が印象的でした。
研修の終盤には笑顔で交流を深めるなど、相互理解を深めた実り多い実習期間でした。
今後も国際交流と人材育成に注力
こうのす共生病院は、今後も国際医療交流を進め、技術交流と人材育成に力を入れてまいります。
2025.09.029月は「健康増進普及月間」~夏の疲れをリセットして、元気な秋を迎えましょう
暑い夏の間、連日の猛暑や冷房の影響で体に疲れがたまり、夏バテや体調不良を感じている方も多いのではないでしょうか。
9月は季節の変わり目であり、身体のリズムが変化しやすい時期でもあります。
この時期にしっかり体調を整え、生活習慣を見直すことで、秋から冬にかけての健康維持につながります。
厚生労働省が9月を「健康増進普及月間」と定めているのは、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)の予防や重症化防止、健康寿命の延伸を目指し、国民一人一人の健康意識を高めるためです。
この機会に「今の自分」の健康状態を見つめ直してみませんか。
夏の疲れが秋に出る『秋バテ』に負けない体作りをしよう
夏の強い暑さや冷房による冷えで自律神経が乱れたり、消化機能が低下したりすると、体は疲弊しやすくなります。
この疲れは秋に「秋バテ」として現れることもあり、だるさや食欲不振、集中力の低下を引き起こします。
体調を整えるためには、バランスの良い食事と良質な睡眠、そして適度な運動がなにより大切です。
特に、野菜や果物でビタミン・ミネラルを補い、体の修復力を高めましょう。
軽いストレッチやウォーキングも血流を促し精神的なリフレッシュにもつながります。
朝晩の気温差に合わせた服装と体調管理を
9月は日中は夏日のこともありますが、朝晩は涼しくなるため、気温差に体が適応しづらく、体調を崩しやすい時期です。
服装は脱ぎ着しやすく調整しやすいものを選び、冷えを感じたら一枚羽織るなど体温管理を心がけましょう。
エアコンの使い過ぎは体を冷やしすぎる原因になるので注意が必要です。
禁煙・運動・食事・睡眠の4つを見直すチャンス!
厚生労働省の「スマート・ライフ・プロジェクト」では、健康寿命を延ばすためのキーワードを「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、良い睡眠」と示しています。
この4つの生活習慣を少しずつでも改善することで、生活習慣病の予防のみならず、日々の活力や心の健康も保ちやすくなります。
毎日の散歩や階段利用などの小さな運動習慣、野菜や魚中心のバランスの良い食事、禁煙を心がけること、夜のスマホや過度のカフェイン摂取を控え、良質な睡眠時間を確保することがポイントです。
健康診断・検診で「今の自分」をしっかりチェック
健康診断や人間ドックは、症状が出る前の早期発見・予防に大変効果的な手段です。
特に生活習慣病は自覚症状があまりないまま進行し、放置すると心筋梗塞や脳卒中など命に関わるリスクを高めます。
9月は健康増進普及月間として、各地で検診受診の呼びかけが強化されます。
特定健診などの定期検査をまだ受けていない方、体調に不安を感じていない方も、この機会にご自身の体の状態を具体的に把握しましょう。
▼ご予約・お問い合わせはこちら
健診センター直通:📞048−541−7737(平日9:00~17:00/土曜9:00~12:00)
2025.09.01秋のはじまりの“睡眠リズム”調整術!~快適な眠りのためにできること~
9月になると、日中の明るい時間がだんだん短くなり、朝晩の気温差も大きくなってきます。
生活リズムが崩れやすい時期でもあり、この変化に体や心がうまく対応できず、眠りが浅くなったり寝つきが悪くなる方も増えてきます。
このような秋のはじまりの時期は、体内時計(生体リズム)が乱れやすいのが特徴です。
体内時計は私たちの睡眠や覚醒、ホルモン分泌、体温調整などを司っており、朝日を浴びることでリセットされ、毎日のリズムが整います。
しかし、日が短くなることで朝日を浴びる時間が減り、夜に寝つきを促すメラトニンというホルモンの分泌リズムが崩れやすくなります。
さらに、朝夜の寒暖差が体にストレスを与え、体温調節機能の乱れが睡眠の質に影響することも。
夏の暑さから一転して涼しくなり始めるこの時期は、体が冷えやすく、寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めやすくなったりする要因になります。
睡眠不足や疲労がたまると、日中の眠気や集中力低下にもつながります。
秋の睡眠リズムを整える3つのポイント
1.朝の光をしっかり浴びる
起床後できるだけ早く、15~30分程度、自然光や明るい光を浴びましょう。
目から入る光は、脳の視床下部にある体内時計の司令塔に信号を送ってリセットし、夜の良質な睡眠につながるメラトニン分泌のリズムを整えます。
曇りの日や室内でも、カーテンを開けて日当たりの良い場所にいるだけでも効果的です。
2.朝食をしっかりとる
朝食は体内リズムを整えるシグナルのひとつです。
特にタンパク質とビタミン、適度な炭水化物を含むバランスの良い食事がおすすめ。
朝食を抜いたり不規則になると体内時計が乱れやすくなります。
眠気を感じる朝も、さっと食べる習慣をつけましょう。
3.理想的な寝室環境づくりと夜の過ごし方
寝室の温度は20~22度、湿度は50~60%が快適とされています。
秋は冷え込みが進むため、足元から冷えないように湯たんぽなどを利用してもよいでしょう。
就寝前1〜2時間はスマートフォンやパソコンの強い光を避け、照明は間接照明の暖色系に。
入浴は熱すぎずぬるめ(38~40度程度)で就寝の2時間前を目安に。
秋の訪れとともに整える、自然な体内リズムで快眠生活を
秋の訪れは過ごしやすい季節でもありますが、私たちの体は日照時間の変化や気温差に敏感に反応します。
毎朝の光と食事、寝室環境の見直しで、自然な体内リズムを整え、気持ちの良い目覚めを手に入れましょう。
健康的な眠りは心身のリセットに役立ち、これから迎える秋の活動を充実させる大きな力となります。
睡眠リズムの乱れを感じたら…
「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きるのがつらい」などの症状が続く場合は、自己流改善だけでなく専門的な睡眠検査を検討しましょう。
こうのす共生病院では、自宅で簡単にできる睡眠検査も実施しています。
当院で導入しているのは、「眠りの質」を計測するための専用のキットで、脳波を含む睡眠時の状態を自宅で手軽にチェックできるものです(https://www.suimin.co.jp/の製品を使用)。
病院に泊まることなく、普段の生活環境下で睡眠の質を詳細に分析できるため、より正確な診断と適切な治療につなげられます。
睡眠の乱れが続く方、心身の健康を整えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
詳しい検査内容や検査方法については、当院の健診センターへお気軽にお問い合わせください。
健診センター直通:📞048−541−7737(平日9:00~17:00/土曜9:00~12:00)
2025.08.27どの科に行くか迷ったら?耳鼻科が教えるチェックポイント
「こんなこと、みんな我慢しているんだろう」そう思い込んでいませんか?
実は、日々の小さな違和感や不調が、知らないうちにストレスや生活の不快感の原因になっていることが少なくありません。
例えば、鼻づまりが続いて呼吸がしづらかったり、のどの違和感で仕事に集中できなかったり、耳鳴りやめまいがなんとなく気になるけど「たいしたことない」と我慢していませんか?
こうした些細な不調は積み重なると、 心身の疲れやイライラ感、集中力の低下にもつながります。
耳鼻科で診る主な症状チェックリスト
- 鼻水、鼻づまり、くしゃみが長引いている
- アレルギーによる目や喉のかゆみ
- のどの痛みや違和感、声のかすれ
- 長引く咳(特に夜間や冷たい空気で悪化)
- 耳の痛み、かゆみ、聞こえにくさ
- 耳鳴りやめまいが気になる
- 中耳炎や風邪の繰り返し
こんな時は特に早めに耳鼻科受診を
- 急に聞こえにくくなったり耳鳴りがした
- 強いめまいやふらつきがある
- のどの痛みや腫れが強い
- 鼻血が頻繁に出る
「どうせ治らないかも」「市販薬でとりあえず様子をみよう…」
そう思った瞬間が、耳鼻科受診の“ベストタイミング”です!早めの受診が、症状の早期改善につながります。
お知らせ
当院耳鼻科は、月曜日から金曜日の平日毎日受診可能です。
気になる症状は、どうぞお気軽にご相談ください!
2025.08.20カンボジア医療支援 2025
こんにちは、こうのす共生病院、非常勤医師の松山です。
報告が遅れましたが、今年も織田病院長以下、こうのす共生病院スタッフと共に、カンボジアに行ってきました。
今回の報告に入る前に、まずは
カンボジアの医療について
カンボジアには、私たちが想像する以上の大きな格差があります。
広大な土地に豪邸を構える富裕層がいる一方で、明日食べるものにも困るような貧困層が存在し、現在の日本人には到底想像できない現実が広がっています。
そして医療に関しても同様です。
富裕層は私立の医療機関で高度な治療を受けられますが、貧困層は州立病院に頼るしかありません。
しかも、貧困層が州立病院を受診するのは、身体が相当つらくならなければ行かないのが現実です。
それは、明日を生きるための生活が最優先だからです。
そして、たとえ身体に困っていても、命に関わらなければ、機能を失っても、治療を選択しません。
日本では、国民皆保険制度のもと、誰もが一定水準の医療を受けることができ、ちょっとした不調でも病院を受診することができます。そのような日本人の感覚とカンボジアの医療風景は大きく異なります。
カンボジアの大部分の貧困層の人たちは経済的な理由や医療体制の不備により、必要な治療を受けられていないのが現状です。
カンボジア医療支援 2025
昨年の活動報告をホームページに掲載した後、私のもとに一通のメールが届きました。
東北大学病院耳鼻咽喉科の平野愛先生からでした。
平野先生は、学生時代に医療系NGOの活動でネパールを訪れたことをきっかけに医師を志されたそうです。
ずっと「自分にも何かできることはないか」と考えていたものの、子育てや日々の業務に追われ、その想いは次第に遠のいていたとのこと。そんな時に、私たちの活動を目にし、連絡くださいました。
そして今回、平野先生にも現地に同行していただくことができました。
育児中であるにもかかわらず参加していただき、一人耳鼻咽喉科医が加わることで、現地での支援活動の幅が大きく広がりました。心強く、嬉しかったです。
今年は、平野先生のご協力もあり、昨年の検診活動から一歩前進し、聴力検査のスクリーニングや、耳垢栓塞など軽微な処置を行うことができました。
支援を通じて
私たち一人ひとりの力は小さなものです。
それぞれに日常仕事があり、家庭があり、ローンもある中で、海外に行って時間とお金をかけて活動するのは簡単なことではありません。
それでも、「自分に何ができるのか」――そんなささやかな思いでも、集まれば大きな力になります。
ふと「短期間で一部の人を診たって意味がない」「難聴では命に関わらない」といった感情が湧くこともあります。
でも、そんなときは「自分は一人ではない」と思い出すようにしています。
環境問題、貧困問題、世界中で起きているさまざまな課題に対しても、個々の小さな思いや行動が、必要なことなんだと思います。
最後に
今回改めて、「自分は与える側ではなく、与えられている側だ」と強く感じました。
衛生環境が悪く、不便なことも多いカンボジアですが、人々の笑顔や思いやりには、人と人とのつながりの温かさが溢れています。
日本は物質的にはとても豊かですが、現代日本は人とのコミュニケーションに過剰に気を遣う場面もみられ、時に心の温かさを忘れてしまいがちです。
カンボジアの子どもたちの澄んだ瞳、あふれる笑顔に触れることで、互いに支え合うことの大切さ、感謝や親切、思いやりの心を、私は彼らから思い出させてもらっています。
心を豊かに保つこと――
それが、医療を通じてでも、人としてでも、大切なことなのだと改めて実感しています。
鴻愛会、神成文裕先生、織田哲也先生をはじめ、事務手配などいただいた小西さん、他同行したスタッフの方、この場をお借りし、感謝申し上げます。
松山敏之
2025.08.08ひざの痛みが本格化する前に!KL分類でひざの状態をチェックしましょう!
「最近、膝に違和感や痛みを感じるけど、自分の膝はどのくらい悪いの?」と気になったことはありませんか?
膝の調子を知るために病院でよく使われているのが、「Kellgren-Lawrence分類(KL分類)」という診断基準です。
これは膝のレントゲン(X線)写真を使って、膝関節の状態を0~4の5段階で評価する方法です。
KL分類とは?
膝の関節は骨同士が直接ぶつからないよう、軟骨というクッションがあります。
しかし、年齢や負担によって軟骨がすり減ると、関節の隙間(すきま)が狭くなり、骨の端にトゲのような骨棘(こつきょく)ができることがあります。
レントゲン画像では、軟骨そのものは写りませんが、骨と骨の間の「関節の隙間の広さ」や「骨棘の有無」で膝の状態を判断します。
KL分類のグレード
グレード0 | 特に異常が見られない正常な状態。 |  |
グレード1 | 膝に異常が疑われる軽度の状態。わずかな骨棘が見られることもあります。 |  |
グレード2 | 変形性膝関節症の診断基準。骨棘がはっきりし、関節の隙間が狭くなっています。 |  |
グレード3 | 中程度の進行。骨棘が増え、関節の隙間もさらに狭まっています。 |  |
グレード4 | 重度。関節の隙間がほぼなくなり、骨の変形や大きな骨棘が確認されます。 |  |
なぜ知ることが大切?
膝の痛みや違和感は、放っておくと進行し、歩くのがつらくなることもあります。
KL分類で膝の状態を知れば、「今、どのくらい膝が悪くなっているのか」「どんな治療が適しているか」がわかります。
早めに診断を受けることで、悪化を防ぎ、痛みを和らげるための適切なケアを受けられます。
膝の違和感や痛みでお悩みの方へ
「膝が痛い」「階段の昇り降りがつらい」「正座ができない」などのお悩みがあれば、ぜひ一度『ひざのお悩み外来』をご利用ください。
専門の医師が詳しい検査を行い、あなたの膝の状態を正しく診断し、治療プランを提案します。
早い段階での受診が、痛みの軽減や日常生活の質の向上につながります。 どうぞお気軽にご相談ください。
ひざのお悩み外来:毎月第4木曜日
当院では、患者様一人ひとりの症状や生活背景に合わせて、最適な治療方法を重視しています。
最近では、膝関節の新しい治療選択肢として「再生医療」も注目されています。
「再生医療ってどんなもの?」「自分に合うの?」——そんな疑問や不安にお応えできるよう、当院では『再生医療まるわかりBOOK』を無料配布しております。
膝のケアに役立つ情報が分かりやすくまとまった冊子です。
ご希望の方は、スタッフにお声がけください。
2025.08.06台湾実習生と先生が来日―検査科での研修開始
8月より、台湾から3名の実習生と先生をお迎えし、こうのす共生病院・検査科で約1か月間の実習を行っています。
実習初日の様子
実習の初日は、院内各所の見学や、検査科スタッフとの顔合わせから始まりました。
言語や文化の違いはありますが、翻訳アプリなどのツールも活用しながら積極的にコミュニケーションをとり、日々新しい知識や技術の習得に励んでいます。
国際交流への取り組み
当院では、国際交流と人材育成を重視し、海外からの実習生・研修生の受け入れを積極的に行っています。
多様な価値観やバックグラウンドを持つ皆さまと学び合うことで、職員にも新たな刺激や学びが広がっています。
この1か月の研修が、実習生の皆さんにとって実り多いものになるよう、職員一同全力でサポートしてまいります。
今後も質の高い医療と、地域・国を越えた交流を大切にしていきます。
2025.08.04あずま脳神経外科病院様が当院のスマートホスピタルを見学
福島県にある、あずま脳神経外科病院様が当院のスマートホスピタルを見学に来られました。
当院には30社を超えるシステムを導入されておりますが、スマホで業務効率できるエムティーアイ社の「MediEaze」アプリの見学を目的に来られました。
当院は勤務されている看護師にナースコール・内線用のスマホを付与しており、そこにMediEazeアプリをインストールしています。MediEazeを使用して褥瘡の写真を撮影し電子カルテへ送付したり、DESIGN-RやOHスケール、また入院された持ち物を記録するためにMediEazeを使用しています。
また、ほかにもUbie生成AIや見守りセンサー、再来受付機、AI問診、バイタル送信システムなどの見学をされました。
同じ課題を抱えながらもDX、スマートホスピタルで業務改善をしていくとのことで、わたしたちもとても有意義な時間を過ごさせていただきました。少しでも、働く職員の働きやすさ、働きがいを生み出しながら、システム活用をしていければと感じています。