私たちは、地域に健康と安心を届けることを目的に、「Social Goodプロジェクト」の一環として、さまざまな活動を行っています。
ここでは、お一人おひとりへのおせっかいエピソードをご紹介!
太鼓がつなぐ元気と笑顔

かつてお祭りでお囃子の太鼓を演奏していた患者様が、年齢を重ねるにつれて気力を失い、ふさぎ込むようになってしまいました。
そんなお話を伺った当院の職員が、「ぜひ当院で太鼓の演奏を披露していただけませんか?」と声をかけました。
最初は戸惑われていた患者様でしたが、この提案をきっかけに再びやる気を取り戻し、演奏することを決意。
演奏当日、軽快な太鼓のリズムが響き渡り、会場は大盛り上がり!その後、患者様は以前のような活力を取り戻し、現在ではアクティブに生活されています。
当院の「おせっかい」がきっかけとなり、患者様の笑顔と元気がよみがえりました。このエピソードは、私たち職員にとっても大きな励みとなっています。
再び輝く、養鶏への情熱

かつて道の駅などで積極的に卵を販売していた養鶏場を営む患者様。
しかし、高齢による腰への負担から作業が難しくなり、大切に育てた卵を販売することができなくなっていました。
それでも「自分が育てた鶏の卵を、ぜひ皆さんに食べてほしい」という強い思いを抱き続けておられました。
そのお話を伺った当院の職員が、患者様の負担を軽減しながら販売できる方法を模索。
そこで協力してくださったのが、当院でこども食堂や野菜市を運営する女性でした。
彼女が間に入ってくださったおかげで、患者様は再び卵を販売する場所を広げられるようになりました。
現在では、患者様の卵は地域の方々に喜ばれ、多くの人々に届けられています。
「もう一度やりがいを感じられるようになった」と語る患者様の笑顔は、私たち職員にとっても大きな励みとなっています。
当院のおせっかいがまた一つ実り、地域とのつながりがさらに深まった瞬間でした。