二次救急の取り組み
当院の二次救急への取り組み
当院では、24時間365日救急患者様を受け入れています。 救急患者様を受け入れやすくするために、外来受診する患者様と交差しないような救急専用の出入口を用意し、広い救急ホールの設置をしております。
来院から処置までのアプローチを考慮し、なるべく早く診察や検査ができるような設計になっています。また処置後に入院が必要な患者様は、初療室の目の前のエレベーターですぐ病棟に向かえるため、スムーズな入院が可能です。
専門職員の在籍
救急科専門医
救急科専門医を取得している大学病院出身の医師が常勤しております。あらゆる救急傷病に適切な救急医療が可能です。
救急救命士の在籍
当院には、現在救急救命士が3名在籍しており、医師の指示のもと、看護師と連携を取りながら活動しております。
救急救命士は救急車で活動するため主な就職先は消防機関ですが、昨今、救急の専門職である救急救命士が病院救急救命士として病院で採用されることも多くなっています。当院では救急体制の強化を目的とし、救急救命士を増員しております。
BLS(一次救命処置)講習
BLSとは、Basic Life Supportの略称です。院内や院外で心停止または呼吸停止した患者様に対して、救急隊や医師が来るまでの間に行う応急手当てのことです。当院では発生する心停止の患者様に対して、直ちにBLSを実施できる環境作りを目的として、定期的にAHA公認BLSコースを実施する取り組みをしています。
内容
- 蘇生開始の判断
- 成人・小児・乳児に対する心肺蘇生法(CPR:胸骨圧迫、人工呼吸
- 成人に対するAED(自動体外式除細動器)の使用法
- 成人・小児・乳児の窒息の解除法(気道異物)
- 実際の場面を想定した実践的な実技講習