謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、1月1日に能登半島地震が発生し、さらに9月には線状降水帯による豪雨が襲いました。
復旧・復興にはまだ時間がかかるとされていますが、一日も早い復旧と安全な日常の回復を心よりお祈り申し上げます。
さて、今年は「巳年」です。蛇はしばしば敬遠されがちですが、日本をはじめとする様々な文化の神話や伝説においては、「知恵」の象徴とされる重要な存在です。
また、蛇は脱皮を繰り返すことで成長し、生命力の強さから「変化」や「再生」、さらには「長寿」の象徴ともされています。
「巳年」にちなみ、被災地の再生を願いつつ、私たちは変化に適応しながら常に成長することを忘れず、地域の皆様のwell-being(心と体と社会が良い状態)を支えることが使命だと考えております。
4年前に102床からスタートした新病院も昨年11月には116床となり、さらなる地域貢献ができる体制を整えております。
皆さまにとって頼りにされる存在であり続けられるよう、職員一同、日々努力を重ねて参ります。健康で幸せな一年となることを心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年1月4日 病院長 織田徹也