第4報までにご報告させていただいた通り、2020年12月13日~16日までに全職員・全入院患者様に対してPCR検査を行い、職員4名と入院患者様2名の計6名のコロナウイルス感染者を確認しております。
陽性結果となった職員は保健所の指導の下で自宅やホテルでの療養、入院患者様は新型コロナ入院受け入れ医療機関へ転院などし、継続加療を行っていただきました。陰性を確認した職員・入院患者様は健康管理を行い、発熱等の症状を認めた場合は適時検査を行ってきました。
12月24日(木)に症状を有する入院患者様2名に対してPCR検査を実施した結果、両名ともに陽性を確認いたしました。PCR検査で陰性を確認していた入院患者様から新規で陽性者が発生したため、12月25日(金)までに全入院患者様に対して再度PCR検査を行いました。その結果、無症状である陽性者がさらに2名確認されました。
つまり、職員に関して新規感染者はいなかったものの、入院患者様の計4名の新規感染者が確認されたことを報告させていただきます。
本結果を受けて、入院患者様及び救急医療の受け入れは、引き続き休止とさせていただきます。外来診療/訪問診療/健康診断に関しては、新規の陽性者の発生はなく、保健所に確認の上で継続して診療可能と判断しています。当院への外来受診に際して、院内感染対策の強化と待合室での密を防止するための対策を講じていますが、来院が心配な方に関しては電話診察など、対面診察を避けた状態での治療の継続を提案させて頂きますので、お気軽に当院までご連絡いただければ幸いです。
コロナ感染者発覚後から、様々な方々から励ましの言葉を頂戴し、誠に感謝しています。
職員一同は皆様方の温かいお言葉に救われ、気持ちを切らさずに診療を続けることができています。鴻巣地域における救急病院として、地域の皆様のお役に立てるようにより一層の対策に努めていきます。
地域の住民の方々、医療機関・介護施設の方々には多大なご迷惑とご心配をおかけしますが、引き続きよろしくお願いします。
令和2年12月26日
医療法人社団鴻愛会
こうのす共生病院