〝閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS:オーサス)〟
という病気をご存じでしょうか?
睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。
呼吸が止まる・・・なんだか恐ろしい響きです・・・。
また、睡眠中だけでなく日中起きている時にも症状が現れます。
強い眠気を感じ疲れが取れない、居眠りや頭痛などがあります。
居眠りや頭痛くらいなら、昼寝して痛み止めを飲めばいいや!
寝ているときは意識ないし、大した症状がないなら放置しても心配ない気がする。
と、思われる方がいるかもしれません。
しかし、OSASは生活習慣病(糖尿病、高血圧、心疾患、脳血管障害)
にかかるリスクを増大させると言われています。
特に心疾患は正常者より3倍、脳血管障害は正常者より4倍リスクが上がるそうです。
既に、糖尿病や高血圧症を治療中の方はOSASが何か関係しているのかもしれません・・・
睡眠の質は健康のためにも、良いものにしておきたいですね。
OSASの詳しいご相談、診察は毎週火曜日 午前 耳鼻咽喉科外来で承っております。
職員まで、お気軽にお問合せください。
次回、~その②~では睡眠時無呼吸症候群の検査・治療をご紹介いたします。