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2025.12.09GOODおせっかいAWARD2025

推しおせっかい10選「変化の兆し発見賞」受賞のご報告

このたび、医療法人社団鴻愛会ソーシャルグッドプロジェクト「こうのすえん」が
GOODおせっかいAWARD2025 推しおせっかい10選「変化の兆し発見賞」 を受賞しました。

まず初めに——心からの感謝をお伝えします

今回の受賞は、
畑の持ち主ご夫婦・ご家族、地域の皆さま、
日々の業務の合間に関わってくださる職員、
クラウドファンディングで専従コミナス採用を支えてくださった支援者の皆さま、
そして全国でコミナスを広げるCNCの皆さまなど、
本当に多くの方の“おせっかい”と“応援”が重なって生まれた成果です。

「こうのすえん」は、畑という場所を通して
“やりたい”が芽生え、“つながり”が生まれ、“役割”が育っていくプロジェクトです。

この取り組みをここまで育ててくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

今回の三重県視察・アワード参加で得た3つの学び

受賞はゴールではなく、活動を深めるための大きなヒントとなりました。
私たちが持ち帰った学びを、3つにまとめてご報告します。

①“やりたい”の奥には、その人の物語がある(前日訪問)

いなべ暮らしの保健室の皆さまから、住民の「小さなやりたい」の背景にある人生や価値観に寄り添う姿勢を学びました。

やりたいを叶えることは、その人の生き方を尊重すること。

コミナスの核となる本質を改めて確認できた学びでした。

②医療 ✕ コミナスが生む独自の価値

アワード参加者との対話を通じて、医療機関としてコミナスに取り組む意味を強く再認識しました。

  • “変化の兆し”に気づきやすい
  • 安心して本音を話していただける
  • 家族の不安も含めて支えられる
  • 専門職との連携で安全に挑戦できる環境をつくれる

といった声を多くいただきました。

医療とコミナスの両輪だからこそ、人の“やりたい”と“不安”を丸ごと支えられる。

この掛け合わせの可能性は、今後の活動を形づくる大きな示唆となりました。

③人が動き出すのは “役割” と “信頼” があるとき(交流会の学び)

当日の交流の中で、二つの印象的な声がありました。

●役割は、最期まで人を前へ進ませる

身体が思うように動かなくても
「俺がやらなきゃ誰がやるんだ」と草刈りに向かった高齢男性の話は、
“役割の力”がどれほど人を動かすかを私たちに教えてくれました。

●小さなおせっかいは信頼を土台に連鎖していく

気づきをメモで渡す、ほめる、小さな贈り物を次へつなぐ——
そんな些細なふるまいが人を動かし、新しい力を生んでいく。

日々のふるまいから育つ“信頼”こそコミナスの原動力である。
その実感を胸に持ち帰りました。

最後に 〜学びを今後の活動へ〜

受賞と三重での出会いを通じて得た気づきを、これからの活動に生かしていきます。

  • “やりたい”の奥にある物語まで丁寧に聴くこと
  • 医療 ✕ コミナスの強みを活かし、安全に挑戦できる環境をつくること
  • 日々のふるまいで信頼を育て、役割が生まれる関わりを続けること

地域の皆さまとともに、「おせっかいで人と街を元気にする」 という思いをこれからも形にしてまいります。

今後とも、「こうのすえん」をはじめ鴻愛会Social Goodプロジェクトを温かく見守っていただけましたら幸いです。

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