ホームページ上にある骨密度自己診断チェックシートをご覧になりましたか?
チェックシート上、リスクのある方や少しでも気になり受診された方へ、当院の放射線科には精密に検査できる機器を常備しています。
精密検査とは?
放射線科にある機器は、2種類のエネルギーのX線を用いて、目的とする【骨】と【軟部組織】を分離して測定するDEXA法を用いた装置です。
他の骨密度検査装置とは異なり、測定する骨(当院では:腰椎・大腿骨頚部)を認識しやすくなり、短時間かつ正確に測定することができます。
なぜ腰椎と大腿骨頸部を測定するのか?
骨粗鬆症により骨折を起こしやすいからです。
骨折しやすい部位を直接測ることによってより正確に現在の状況を知ることができます。
測定結果では?
YAM値という値で算出します。
YAM値とは、(Young Adult Mean:若年成人平均値)といって、20〜44歳の健康な方の骨密度を100%とした基準値からご自身の骨密度がどのくらいかを表す指標となります🦴。
YAM値が
80%以上 → 正常 → 青色 (グラフ上)
70〜79% →骨量減少 → 黄色 (グラフ上)
70%未満 →骨粗鬆症 → 赤色 (グラフ上)
と診断されます。
測定した結果はその都度保存されますので、過去の結果と比較し治療効果の判定に用いることができます。
これらの結果より当院の医師が患者様ごとに合わせた治療法をご提案させていただき、骨折しにくい体作りやリスク管理をしていきましょう!