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2025.10.01脳ドックは本当に必要?早期発見が「未来の安心」へ

脳ドックとは、MRIやMRAなどの画像検査を用いて、脳や血管の状態を詳しく調べる健康診断です。

通常の健診では見つかりにくい「無症候性脳梗塞」や「脳動脈瘤」、認知症につながる脳の変化などを早期に把握することができます。

厚生労働省の統計によれば、脳卒中は日本人の死因の第4位、介護が必要になる原因では第2位とされており、早期発見・予防が重要な病気です。

脳ドック受診が推奨される方

以下に当てはまる方は脳ドックの受診をご検討ください。

  • 40歳以上の方
  • 高血圧・糖尿病・脂質異常症など生活習慣病をお持ちの方
  • 喫煙習慣がある方
  • 肥満傾向がある方
  • ご家族に脳卒中や認知症の既往がある方
  • 「最近物忘れが増えた」「頭痛やめまいが続く」と感じている方

脳ドックは「異常がある人だけの検査」ではなく、今の自分の状態を把握し、将来に備えるための検査です。

脳ドックでわかること

  • 無症候性脳梗塞
  • 脳動脈瘤(くも膜下出血の原因となることがあります)
  • 脳腫瘍
  • 頸動脈の狭窄(血流不足の原因となることがあります)
  • 認知症の兆候(脳萎縮のパターンなど)

脳ドックを受けるメリット

  • 早期発見・早期対応につながる
  • 将来の生活習慣改善のきっかけになる
  • 異常がなければ「安心感」が得られる
  • 家族にとっての備えになる

脳ドックを受ける際に注意が必要な方

脳ドックは有用な検査ですが、以下の方は事前の確認や配慮が必要です。

  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方
  • 体内にペースメーカーや金属が入っている方
  • 閉所恐怖症が強い方

検査を受けられるかどうか、または代替検査の可否について、事前に医師にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. どのくらいの頻度で受ければよいですか?
A. 一般的には40歳以降に一度受診し、その後は年齢やリスク因子に応じて数年ごとに受診が推奨されています。

Q. 異常が見つかった場合はどうなりますか?
A. 必要に応じて追加の精密検査や専門科へのご紹介を行います。

健康に過ごす未来のために

脳卒中や認知症は、ある日突然生活を変えてしまう病気です。

しかし、脳ドックで事前にリスクを知ることで、生活習慣の改善や医療的対応につなげることができます。

「まだ大丈夫」ではなく、「今のうちに確認する」ことが未来の安心につながります。

こうのす共生病院では、地域の皆さまの健康寿命を守るために脳ドックを実施しています。

ぜひ一度ご相談ください。

当院では、スムーズに受診いただけるよう、予約制でご案内しています。

ご自身やご家族の健康のためにも、どうぞお気軽にご相談ください。

健診センター直通:048-541-7737

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