日本の皆さんこんにちは。
こちらカンボジアよりアンコール共生病院(AKH)の西本です。
2023年6月1日より日本から看護師のボランティアスタッフが来てくれました。
これからは西本のブログと並行し、ボランティアスタッフ長岡花梨さんの情報発信も、こうのす共生病院を通して日本の皆様にお届けできる運びとなりました。
今回は私西本から長岡さんへのインタビュー形式でブログをお届けまします。
ぜひ最後までご覧ください!!
Name:長岡 花梨 Ngaoka Karin
Born:愛知県
Age:25
Profession:看護師
好きな言葉:十人十色
Q初めてカンボジアに来たのはいつですか?
初めてカンボジアに来たのは2018年の3月です。その時は、カンボジアの村の小学校に日本語と英語を教えに行くというボランティアで2週間村に滞在しました。その時のカンボジアの空気感と人の優しさが忘れられず、2年後の2020年3月に観光で再度訪れました。そこからコロナが世界的に流行してしまい、今回3年越しにカンボジアに来ることができました。
Q実際に住み始めたのはいつ頃からですか?
2023年5月30日からアンコール共生病院の寮(元気館)に住んでいます。
Qカンボジアでボランティアをすることになったきっかけは何ですか?
元々国際看護に興味があったので、漠然とではありますが、日本で数年間看護師の経験を積んだ後にJICAに挑戦しようと思っていました。しかし日本での臨床経験は3年と浅く、英語力も無かったためJICAに挑戦するには現実的に難しい状況でした。それでも国際看護を少しでも経験したいという想いがあり、カンボジアに2年ほど滞在していた友達に相談したところ、アンコール共生病院の存在を知り、すぐにアンコール共生病院へ連絡をしました。その後は2か月程メールやZOOMでのやり取りを行い、2023年6月からボランティアスタッフとして受けいれていただけることになりました。
Q以前はどういったお仕事をされていましたか?
日本で看護師をしておりました。愛知の三次救急の病院で、泌尿器科・耳鼻咽喉科・消化器内科の混合病棟に3年間勤めていました。
Qどうしてその仕事をやろと思ったのですか?
中学生の頃は将来保育士になって子どもに関わる仕事をやりたいと思っていましたが、母が看護師で産婦人科に勤めており、母の仕事の話を聞いて、「子どもに関わる仕事は保育士だけではない」と知り看護師を目指し始めました。また地元のクリニックで偶然ユニセフ関係のポスターを見かけ、その内容がとても気になり発展途上国について調べてみました。すると日本では子どもが健康に過ごすことや無邪気に外で走り回って遊んでいること、将来に夢を抱き大人になっていくことが当たり前のように思っていましたが、異国の地ではそれが当たり前ではなく、子どもの時から生きるために働き、学ぶ機会が無いが故に将来に選択肢がないまま大人になっていくこと、不十分な生活環境より健康が維持できず幼くして命を失ってしまう子どもがたくさんいるという現状を知り大きなショックを受けました。私は、「夢や目標を持つことが人生に希望や活力を与えること」だと思っています。そしてその夢や目標を持てる土台として「健康」があると思います。どのような世界でも子どもが子どもらしく生きられるようにしたい。どの国で生まれたとしても健康で過ごせる当たり前の環境があり、すべての子どもが将来に夢や希望を持って生きていける環境であってほしい。その思いがきっかけとなり国際看護師を目指し始めました。
Qこれからどのようなボランティア活動をしたいですか?
まだ具体的な活動は決まっていませんが、孤児院で生活する子どもの健康管理や健康習慣を支援していきたいと思っています。またアンコール共生病院やカンボジアの医療現場の現状を知りながら、自分に何が必要かを考えて行動に移していけると良いなと思っています。
Qカンボジアの生活で不安なことを教えてください。
私は環境の変化やストレスに弱いため、自分で気づかないうちに体調を崩さないか心配です。食事や衛星環境に関しては、そこまで気にならない方なので不安はありません。クメール語も英語も全く話せませんが、アンコール共生病院のスタッフもフレンドリーに話しかけてくれ、また日本語の話せるスタッフに助けてもらいながら不安なく過ごせています。
Qカンボジアの生活で楽しみなことを教えてください。
日本とは全く違う文化や環境での生活になるので、その違いを実際に良くも悪くも体験できる事がとても楽しみです。また言語に関してもクメール語と英語を勉強して少しでも多くの人と話せるようになるのが楽しみです。
Qこのブログを読んでくれている人に向けてメッセージをお願いします。
まずは最後まで読んでいただきありがとうございます。もし今あなたが何か新しいことに少しでも興味があるのなら、ぜひ始めてみて下さい!新たな挑戦に不安や恐怖は付き物だと思いますが、行動する勇気を持てた人だけが見られる景色が必ずあると思います。何の取柄もない私がカンボジアに飛び出して経験したこと、感じたことをこれからもブログに残していくので、私の発疹が次の誰かの小さな1歩に繋がってくれたら嬉しいなと思います。これからも宜しくお願いいたします。