
在宅復帰を支える地域包括ケアの取り組みをご紹介
先日、台湾の医療行政関係者および医療グループの皆さまが、こうのす共生病院を視察されました。
今回の訪問は、急性期治療後の患者さんをどのように在宅復帰へつなぐかという医療体制(いわゆるPAC:Post-Acute Care)の検討を背景に実施されたものです。
台湾では現在、高齢化の進展を見据え、急性期医療中心の体制から、回復期・在宅支援までを含めた一体的な仕組みづくりが政策課題となっているとのことです。

当院は、
・地域包括ケア病棟を有していること
・急性期後の患者さんを在宅・施設・地域へ円滑につなぐ体制を整えていること
・医療・介護・リハビリを連携して運用していること
といった点に関心をお寄せいただき、「制度の説明だけでなく、実際の現場運用を見たい」とのご要望をいただきました。
当日は、当院の地域包括ケア病棟の運用方法や、在宅復帰支援の流れ、多職種連携の実際についてご説明し、その後、病棟およびリハビリテーション室をご見学いただきました。

質疑応答では活発な意見交換が行われ、予定時間を超えるほど熱心な議論となりました。
今回の視察を通じ、当院が日々取り組んでいる地域包括ケアの実践が、国や地域を越えて共有される機会となりました。
今後も、地域医療を支える一医療機関として、患者さんが安心して在宅へ戻れる体制づくりに取り組んでまいります。