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2025.08.08ひざの痛みが本格化する前に!KL分類でひざの状態をチェックしましょう!

「最近、膝に違和感や痛みを感じるけど、自分の膝はどのくらい悪いの?」と気になったことはありませんか?

膝の調子を知るために病院でよく使われているのが、「Kellgren-Lawrence分類(KL分類)」という診断基準です。

これは膝のレントゲン(X線)写真を使って、膝関節の状態を0~4の5段階で評価する方法です。

KL分類とは?

膝の関節は骨同士が直接ぶつからないよう、軟骨というクッションがあります。

しかし、年齢や負担によって軟骨がすり減ると、関節の隙間(すきま)が狭くなり、骨の端にトゲのような骨棘(こつきょく)ができることがあります。

レントゲン画像では、軟骨そのものは写りませんが、骨と骨の間の「関節の隙間の広さ」や「骨棘の有無」で膝の状態を判断します。

KL分類のグレード

グレード0特に異常が見られない正常な状態。
グレード1膝に異常が疑われる軽度の状態。わずかな骨棘が見られることもあります。
グレード2変形性膝関節症の診断基準。骨棘がはっきりし、関節の隙間が狭くなっています。
グレード3中程度の進行。骨棘が増え、関節の隙間もさらに狭まっています。
グレード4重度。関節の隙間がほぼなくなり、骨の変形や大きな骨棘が確認されます。

なぜ知ることが大切?

膝の痛みや違和感は、放っておくと進行し、歩くのがつらくなることもあります。

KL分類で膝の状態を知れば、「今、どのくらい膝が悪くなっているのか」「どんな治療が適しているか」がわかります。

早めに診断を受けることで、悪化を防ぎ、痛みを和らげるための適切なケアを受けられます。

膝の違和感や痛みでお悩みの方へ

「膝が痛い」「階段の昇り降りがつらい」「正座ができない」などのお悩みがあれば、ぜひ一度『ひざのお悩み外来』をご利用ください。

専門の医師が詳しい検査を行い、あなたの膝の状態を正しく診断し、治療プランを提案します。

早い段階での受診が、痛みの軽減や日常生活の質の向上につながります。 どうぞお気軽にご相談ください。

ひざのお悩み外来:毎月第4木曜日 

当院では、患者様一人ひとりの症状や生活背景に合わせて、最適な治療方法を重視しています。

最近では、膝関節の新しい治療選択肢として「再生医療」も注目されています。

「再生医療ってどんなもの?」「自分に合うの?」——そんな疑問や不安にお応えできるよう、当院では『再生医療まるわかりBOOK』を無料配布しております。

膝のケアに役立つ情報が分かりやすくまとまった冊子です。

ご希望の方は、スタッフにお声がけください。

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